パルスオキシメータ知恵袋

寸法・質量だけでは見えない堅牢性とは?

壊れずに長く使えれば、それだけ使用機会当たりの単価は安くなります。

使用可能期間に関しては、その機器の耐用期間でまず判断できます。機種によって3年~6年程度の差があります。 耐用期間は、通常の使用を行なったときに修理などの手段をとる事も含めて安全に使用していける期間(保証期間ではありません。耐用期間中に故障をすることは充分に起こりえます)ですが、期間を決定する基準はなく、各社の自己基準となります。

品質検査のレベルは大きく異なります。


パルスオキシメータの故障の原因の多くは落下によるものです。そのため、落下しても壊れにくくする必要があります。しかし、耐落下衝撃強度のレベルは各社で大きく異なります。
PULSOX-1のカバー部材には2mm厚のポリカーボネイトが使われています。ポリカーボネイトは熱や衝撃に強いプラスチックで、ヘルメットなどにも使われています。また、ステンレスリンクによって落下などの衝撃によって、分解してしまうことを防いでいます。ステンレスとは鉄にクロムやニッケルを含有させた合金で、さびにくく強い材料です。さらに、CAE解析に基づいた部品設計を行っており、コンピュータによる強度解析によって衝撃に強い外装構造を実現しています。
落下衝撃試験のレベルは各社により様々です。コニカミノルタのPULSOXシリーズの落下衝撃試験では、落下回数を100回以上(高さ1m)と設定しており、その試験レベルは非常に厳しいものとなっております。

長期間の使用を考えるのであれば、単純に販売価格で決めるのではなく、丈夫で壊れにくいものを選択することが結局は総費用が安くすむことにもなります。

紫色のバルーンをクリックして、それぞれの項目の詳細説明をお読み下さい。

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