パルスオキシメータは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以外にも使えるの?

このページでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により多くの家庭に普及した血中酸素飽和度(SpO₂)が測れるパルスオキシメーターの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以外での使い方について解説しています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以外でもパルスオキシメータは使うの?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、パルスオキシメータの利用は広く一般に浸透しました。
患者さんの負担がなく、リアルタイムの測定ができるため、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)以外にも、スクリーニング、診断、経過観察、自己管理などのさまざまな目的で利用されています。肺炎・喘息・COPD・心不全といった持病の悪化による酸素飽和度の低下を確認するのにも役立ちます。また、普段からの体調管理にも役立てることができます。
例えば発熱は、身体が病気と闘っているときの免疫反応ですが、こうした反応は加齢とともに出にくくなるとされています。

新型コロナ以外にも、スクリーニング、診断、経過観察、自己管理などのさまざまな目的で利用されています。

そのため、特に高齢者の場合、気になる症状が出ていなくても、血圧等と同様に毎日パルスオキシメータで酸素飽和度を測り、自身の身体の傾向を知っておくことは、適切な医師への相談や受診につながります。
非医療分野では、スポーツ選手のコンディショニングチェックにも使用されるようになっていて、日常的な健康管理のツールとしても活用されています。