マテリアリティ1
働きがい向上および企業活性化
マテリアリティの背景
社会・環境課題(2030年想定) 日本をはじめ、世界の多くの経済圏において労働力が不足すると予想されています。産業構造が変容するなか、必要とされる労働力に偏重が見られることにより、結果として労働力の不足が発生し、「スキルのミスマッチ」が広がると想定されます。2030年にはGDP上位70%を占める国において約1億人の労働力不足が起こるとも言われています。 |
<コニカミノルタが価値を創出する機会と対応すべきリスク> |
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2030年に目指す姿と中期計画
2030年に目指す姿:自社およびお客様・社会での生産性を高め、創造的な時間を創出し、個々が輝ける環境を整備
関連するSDGs:
テーマ(経済価値):お客様の生産性を高め、創造的な時間を創出
テーマ(社会・環境価値):人財の潜在力を引き出す、「個が輝く」組織づくり
指標 | 実績 | 目標 | ||||||
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2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
DX専門技術人財※1数 | 500 | - | 814 | 1085 | 1000 | 各事業の技術者の40%以上 | 各事業の技術者の50%以上 | |
GES スコア※2 |
エンゲージメント※3 | - | 6.4 | 6.6 | 6.8 | - | - | 7.7(業界平均) |
公平性※4注1 | - | 7.1(6.1) | 7.4(6.1) | 7.6(6.6) | 7.6(6.4) | 7.8(6.7) | 8.0(7.0)以上 | |
意見の自由※5注1 | - | 6.9(6.5) | 7.2(6.6) | 7.3(6.8) | 7.5(6.9) | 7.7(7.2) | 8.0(7.5)以上 | |
女性エグゼンプト※6比率※7 | 7.2% | 9.1% | 9.9% | 10.7% | 11%以上 | 12%以上 | 13%以上 | |
女性新卒採用比率※7 | 23% | 35% | 37% | 39% | 30%以上 | 30%以上 | 30%以上 |
注 対象範囲:コニカミノルタ株式会社。ただし、GESスコア(※2)の対象範囲はコニカミノルタグループ(全世界)で、コニカミノルタ株式会社のデータは注1の( )内に記載
- ※1
- DX専門技術人財:製品・サービスおよび業務プロセスで得られるデータとデジタル技術/AI技術を活用し、社内外の課題を解決するソリューションを形にできる専門人財
- ※2
- GES(Global Employee Survey)スコア:グローバル従業員意識調査(0~10段階で回答)における、該当設問の回答平均点
- ※3
- エンゲージメント:該当設問「社外の人に、コニカミノルタで働く事をどの程度勧めますか」(記載に誤りがあったため修正しました。FY2021から同じ設問で評価を実施しています。)
- ※4
- 公平性:該当設問「自身が所属する部門・チームでは、あらゆるバックグラウンドを持つ人々が公平に扱われている」
- ※5
- 意見の自由:該当設問「自身が所属する部門・チームにおいて自身の意見が尊重されている」
- ※6
- エグゼンプト:コニカミノルタ株式会社の管理職
- ※7
- 集計時期:各年度の翌4月1日時点
コニカミノルタのアプローチ
働き方の多様化が進む中、場所を問わず生産性を高めクリエイティブな働き方を可能にするソリューションを提供し、個の生きがいや働きがいと企業の成長を支援していきます。具体的には、計測・検査現場における自動化、オンデマンド生産、画像IoT、文書管理などを活用することにより、労働時間に占める作業の時間を削減することで、お客様の生産性の向上と創造的な業務へのシフトを支援します。
当社には、画像IoT技術とデジタル技術を組み合わせて、お客様のワークフローに潜む無駄を見える化する技術力があります。またお客様のワークフローに入り込み、業種業態に合ったサービスを提供することができます。こうした力により、お客様の生産性を高め、創造的な時間を創出するとともに、デジタル格差/雇用・起業機会の格差の解消にも寄与していきます。
また当社自身も、新しい価値を生み出す源泉である「人財」の潜在力を引き出し「個が輝く」会社となるべく、個々の従業員が輝き、生きがい・働きがいを実感できる環境・風土の整備を進めます。
【事業】生産性を高め、創造的な時間を創出
●オンデマンド生産による従来工程からのリードタイム短縮
●自動品質最適化ユニットによる印刷現場の生産性向上
●生産現場の検査工程自動化による創造的な時間の創出
●働き方改革と意思決定支援による顧客の生産性および創造性の向上
●介護士のワークフロー効率化によるケアサービス提供時間の創出
【自社内】人財の潜在力を引き出す、「個が輝く」組織づくり
●若手の早期抜擢や女性役員候補のパイプライン強化による、リーダーシップ人財の計画的な育成
●「個が輝く」組織風土の実現
●ダイバーシティ&インクルージョンの推進