マテリアリティ3
社会における安全・安心確保
マテリアリティの背景
社会・環境課題(2030年想定) 工場・設備の老朽化や人材不足、経験豊富なベテランの引退などにより、製造現場での災害リスクが増大し、労働災害発生のリスクも高まると考えられます。また、人材確保の観点からも、より安全な労働環境の実現が求められています。インターネットの世界では、サイバー攻撃が激化・巧妙化して、かつてないほどの被害をもたらし、その被害総額は全世界で90兆ドルにものぼるとも想定されています※。 ※出典:The Atlantic Council and the Zurich Insurance, Risk Nexus, 2015 |
<コニカミノルタが価値を創出する機会と対応すべきリスク> |
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2030年に目指す姿と中期計画
2030年に目指す姿: お客様・社会の労働や暮らしにおける安全安心を高めるとともに、 自社製品・サービスのリスクを最小化
関連するSDGs:
テーマ:お客様の労働や暮らしにおける安全・安心の提供
テーマ:自社製品サービスの安全・安心リスクを最小化
テーマ | 指標 | 実績 | 目標 | |||||
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2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | ||
健康に影響を与える物質の排除 | 社会・環境価値 化学物質に起因する重大事故※1発生件数 |
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製品・サービス使用時における安全性確保を強化 | 社会・環境価値 製品の重大事故※2発生件数 |
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重大な情報セキュリティ事故の徹底排除 | 社会・環境価値 情報セキュリティの重大事故※3発生件数 |
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- ※1
- 重大事故:製品使用者の生命、健康に重大な被害を及ぼした場合、製品使用者のビジネスに深刻かつ重大な影響を及ぼした場合が対象
- ※2
- 重大事故:製品使用者の生命、身体に重大な被害を及ぼした場合、製品以外の財産に重大な被害を及ぼした場合が対象
- ※3
- 重⼤セキュリティ事故︓製品セキュリティに関し、製品使⽤者のビジネスに深刻かつ重⼤な影響を及ぼした場合が対象
コニカミノルタのアプローチ
社会の安全・安心構築や、製造現場やオフィス、ITシステムのセキュアな環境構築に貢献するソリューションを提供していきます。具体的には、画像IoT技術を使った労働現場でのリスク可視化ソリューションの提供や、高度な情報セキュリティを担保したワークプレイスの実現に取り組みます。
当社には、光学・画像処理・分析技術や画像AI技術といった独自の技術があります。またさまざまな産業におけるサプライチェーン・バリューチェーンの各段階での主要工程に深く関与し、そこで得られる質の高い情報をもとに、顧客製品の高品質化、各現場での安全・安心、各産業におけるイノベーションを提案する力があります。人には見えないものや、検知困難な変化や兆候を捉え、人々を守るセキュリティ、工場の安全や製品検査などの領域で、新たな価値を提供していきます。
また、メーカーとして当社が提供する製品・サービスのライフサイクルの各段階におけるあらゆるリスクを評価し、情報セキュリティリスクや健康問題発生の未然防止に取り組みます。
【事業】お客様の労働や暮らしにおける安全・安心の提供
●インフラや重要施設の管理、品質検査など安全・安心領域のモニタリング
- 画像IoTプラットフォーム「FORXAI(フォーサイ)」の提供を開始(ニュースリリース)
- ガスを可視化し、安全・安心と環境対策に貢献-ガス監視ソリューション
- ガス漏洩検査カメラを活用した防災診断サービスの開発について(ニュースリリース)
●顧客先の情報セキュリティ向上に資するソリューションの提供
【自社内】自社製品サービスの安全・安心に関するリスクの最小化
●製品・サービス使用時における安全性確保の強化
●健康に影響を与える物質の排除
●重大な情報セキュリティ事故の徹底排除