デジタルトナー
オイルレス定着
トナーにワックス成分を含有*させることにより、オイルレス定着を実現
デジタルトナー製造工程においてワックス成分を含有させることにより、オイルレス定着を実現しました。これにより、定着工程における加熱ローラーへのシリコンオイルの塗布が不要となり、オイル蒸気により光学系にごみが付着して発生する白スジノイズを解消。また、オイルによる画質の「てかり」を低減するため、画像ムラも発生しにくく、オイルよごれもなく、ボールペンなどの書き込みや付箋の貼り付けも可能です。オイルの補充が不要で定着器の寿命が向上するため、機械の信頼性とメンテナンス性はいちだんと高まっています。
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- コニカミノルタの重合法は、特殊な重合法を採用しました。この方法で製造されたトナーには、多量のワックスを含有させることができ、この粒子と着色剤粒子を凝集・融着させることで、均一に多量のワックスを内包させることに成功し、オイルレス定着が可能な重合法トナーが完成しました。