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公開日2024.06.11

【導入事例】 柏崎インサツ様
適材適所の箔加工で、オンデマンド印刷にさらなる付加価値を!

導入事例 柏崎インサツ様 導入事例 柏崎インサツ様

デジタル印刷システム AccurioPress C4080 / デジタル加飾機 AccurioShine 101

オンデマンド印刷機+ デジタル加飾機が拓く、ネット通販の次の可能性

新潟県柏崎市で印刷業を営む株式会社柏崎インサツ様。18 年ほど前から、印刷のネット通販を始めましたが、さらなるビジネスの差別化を図るために金箔、銀箔などの加飾加工の内製化を計画。

「ものづくり補助金」を利用し、コニカミノルタのオンデマンド印刷機と、デジタル加飾機をセットで導入しました。その結果、オンデマンド機の使いやすさ、精度の高さにより印刷の負担が大幅軽減、さらに適材適所のデジタル加飾の活用で、お客様のニーズにスピーディーに、的確に対応することが可能に。withコロナ時代に於ける、ネット通販のニーズに幅広く適応する体制を整えました。

柏崎インサツ様が抱えていた課題

コロナ後のネット通販ビジネスを充実させたい

お客様が求める加飾加工を手軽に実現したい

オンデマンド印刷機の導入で補助金を獲得したい

導入で解決できたこと

印刷に付加価値を与える箔加工ビジネスに着目

AccurioShine 101 で小ロット短期内製化を実現

デジタル加飾機の新規性で、補助金採択に成功

デジタル加飾を施したアクセサリーの台紙

デジタル加飾を施したアクセサリーの台紙

導入の背景:ニーズに合った箔加工を自社で印刷したい

新潟県柏崎市で創業75 年を迎えた柏崎インサツ様。日刊紙、柏崎日報を前身とした印刷会社です。現在では、新聞の発行はもちろん、ポスター、チラシ、伝票などさまざまな商材を提供しています。18 年ほど前からネットによる印刷の通販をスタートし、B toC のビジネスにも力を入れています。

「2 年ほど前に名刺やカードを印刷できるインクリボン式のプリンターを導入したのですが、これが金箔、銀箔の印刷ができたのです」。お話いただいたのは代表取締役社長の山田大介様。このプリンターは操作性も良く、非常に重宝されたそうですが、「サイズに制約があり、名刺サイズしか印刷できませんでした」。その頃、ネット通販でとある祝賀会の挨拶状の依頼が来ました。祝い事の印刷ということで金箔加工を提案。「しかし、箔押しができるこの機械ではサイズが合わず、やむなく外注しました」。

お客様のニーズに合わせた印刷加工、箔加工で自社の商材に付加価値を付けていきたい。「それを外注ではなく、内製したい。オンデマンド印刷機なら、小ロットの注文も、スピーディーに低コストで応えることができますから」。こうして箔加工ができるオンデマンド印刷機探しが始まりました。

柏崎インサツ 代表取締役社長 山田大介

代表取締役社長 山田 大介 様

補助金活用でオンデマンド印刷機+ 加飾機を導入

「他メーカーの金銀印刷ができるオンデマンド印刷機を見つけて、見積依頼するところまでいきました」と山田社長。ただ、コート紙に印刷しないと金色がただの黄色に見えてしまう欠点があり、結局購入には至りませんでした。

柏崎インサツ様には、以前よりコニカミノルタのオンデマンド印刷機を導入いただいており、その入れ替え時期が迫っていたところから、コニカミノルタの担当者にこれまでの経緯を話し相談すると、AccurioPress C4080 と、デジタル加飾機AccurioShine 101 のセット導入を提案されました。「話を聞くと、値段も納得できるもの。入れ替え時期のタイミング、そしてコロナ後のビジネスへの展開を考えて、導入を決めました」。

金箔、銀箔の加飾加工を施したサンプル

AccurioShine 101 を使って金箔、銀箔の加飾加工を施した結婚披露宴案内状のサンプル

導入にあたっては、国の「ものづくり補助金」を申請することに。しかし最近は、ただ機械を入れるというだけでは審査が通りにくく、新しい取り組みや事業拡大の裏付けが採択のポイントになっています。

「我が社はAccurioShine 101 を活用した箔加工等の加飾印刷でビジネスを広げていくことがアピール点。さらにオンデマンド印刷機を役割を分けて、複数台導入するということも説得材料になったと思います」。AccurioShine 101 の導入が県内で初めて、というのも強力な後押しになり、補助金の審査は無事に通過。補助金のサポートを受けながら、AccurioPress C4080 3 台とAccurioShine 101 を導入。2023 年3 月に設置が完了し、5 月から運用されています。

導入の効果:専任のオペレーターではなくデザイナーが運用

導入後の効果についてお尋ねすると、「まずAccurioPress C4080 で言うと、操作性とスピードですね」。新製品の出力クオリティーもさることながら、プリンターに組み込まれている「自動品質最適化ユニット IQ-501」が、表裏見当のズレや、色調整などを自動で補正するため、印刷オペレーションの負担が大幅に軽減されました。もともと柏崎インサツ様のオンデマンド印刷機には、専属のオペレーターがいるわけではなく、社内のデザイナーが操作しています。「印刷物のデザインが本業なので、印刷機の操作は決して得意ではないですね」。

しかし、AccurioPressC4080 は前機種に比べても操作性が向上しています。印刷機を扱うための高度なスキルが必要ないため、負担なく操作できます。「スピーディーで操作が簡単だから、本業のデザインに集中することができます。最終的な商品として、自分で印刷物をカタチにできるというのも大きいみたいですね」とのこと。

祝賀会などの印刷物にデジタル加飾機はジャストマッチ

デジタル加飾機AccurioShine 101 の効果も絶大です。AccurioPress C4080 との連動で、箔押し加工の内製化が実現。「サイズの上限も広がり、印刷物の望む場所に箔加工ができる。スピーディー、低コストで、お客様のニーズに応えることができるので、ビジネスの幅が大きく広がりました」。

柏崎インサツ様は、筋入れ、角丸などの後加工機を導入し、AccurioPress C4080 と組み合わせて使っておられますが、それらの加工をAccurioShine 101 と連動して使えるのも大きなメリットです。「素早く次の加工に入ることができますから」。金箔などの加工が求められるお祝いの席次表などは、なかなか出席者が決まらず、ギリギリまで校了が出ないことが多いそうです。「デジタルの加飾加工はすぐに対応できるので、そういうオーダーに非常にマッチします」。

また、サンプルとして一つだけ印刷して見てもらうこともできる、というのもオンデマンド印刷だからこそのメリットです。「今、私がやっているのは、映像にしてお客様に見せるというやり方です。SNS を使えば、県外のお客様にもアプローチすることが簡単ですから」。箔押し加工したサンプルを、角度を変えながら、こんな感じに見えますと動画でアピールすることもあるそうです。

ビジネス拡大を視野に

コロナ禍が落ち着いてきた現在、オンデマンド印刷にさらに注力していきたいとおっしゃる山田社長。「特に箔押しビジネスは、適材適所の提案をするとお客様を獲得しやすいのではないかと考えています」。結婚式や祝賀会などの印刷物への加工だけでなく、さまざまな可能性を探っていきたいとのこと。

見せていただいたサンプルは「銀兵衛」という店名に合わせ銀箔を押したショップカードや、宝飾店等でアクセサリーを見てもらうための台紙に金箔加工をしたものなど。「こんな箔押しが、小ロットで短時間にできることが、まだまだお客様には浸透していない。そこをもっとアピールしていきたいですね」。

コニカミノルタのサポート体制についても、「コニカミノルタさんのサポートも迅速で丁寧です。柏崎日報の校正にも、AccurioPress C4080 を活用していますが、日刊紙という性格上、スピードは命。発行する1 〜2 時間前が勝負なので、迅速なサポートは有り難いです」。最近は、修理のパーツだけ送ってきて、セルフで直してくれというメーカーもあるそうですが、「すぐに来てくれて丁寧に対応してくれるので、非常に助かっています」とお褒めの言葉をいただきました。

柏崎インサツ様の年賀状

箔加工をフル活用した柏崎インサツ様の年賀状

今後の展開:お客様のニーズに合わせた印刷ビジネスを

今後の展開についてお伺いしました。「コロナ禍が収まってきてからは、お客様のニーズが随分変わってきました。そこに柔軟に対応していきたいと考えています」。計画しているのは、ネット通販による商品の横展開。一度でも注文があったものは、他のお客様もその商品を欲しい可能性があります。「そういうニーズを的確に捉えて、幅広く展開していきたいですね」。

その中でもデジタル加飾加工は、他社との差別点として、力を入れていきたいとのこと。「これからもコニカミノルタさんと連携し、オンデマンド印刷のメリットを活かしながら、新ビジネスを開拓していきたいと考えています」。と力強くおっしゃっていただきました。

― 山田様、ありがとうございました!

AccurioPress C4080 & AccurioShine 101お客様の満足ポイント

スピーディー、低価格で小ロット加飾加工を実現

印刷機オペレーターの負担を大幅に軽減

デジタル加飾加工で、ネット通販の差別化を実現

AccurioShie 101の提供価値

お客様プロフィール

名  称: 株式会社柏崎インサツ
住  所: 新潟県柏崎市西本町1-6-1
創  業: 1948 年
従業員数: 20 名(パート含む)
事業内容: デザイン・商業印刷・オンデマンド印刷物の拡充
U R L: https://k-print.co.jp
株式会社柏崎インサツ

昭和23 年10 月に戦時中廃刊となっていた柏崎日報を復刊させるために創立。以来、新聞発行を中心に一般印刷物も包括する総合印刷会社としての道を歩む。「文字の柏崎印刷」として、活版の時代から写植、タイプそしてワープロ、コンピューターへと変遷を重ねる。平成4 年、社名を株式会社柏崎インサツに改称。日刊新聞の発行を通じて培った技術・スピード・ノウハウを活かし、デザイン・商業印刷・オンデマンド印刷物の拡充に努める。

※掲載されている情報は取材時のものであり、閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。(取材時:2023 年12 月)

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