第2回 X線動態画像セミナー

開催日:2019年11月2日(土)
会場:フクラシア八重洲A会議室

第1部/第3部座長:黒﨑 敦子 先生(結核予防会複十字病院)
第2部座長:笠原 寿郎 先生(金沢大学)
第3部座長:長谷部 光泉 先生(東海大学)

臨床研究報告

X線動態解析による肺血流評価:肺血流シンチグラフィとの比較

髙田 宗尚 先生(金沢大学先進総合外科)

当院では X線動画撮影システムを用いて肺血流評価について検討を行ってきた。本発表では、肺血流シンチグラフィとの比較を中心に報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

X線動態解析を用いた術後肺機能予測の試み

花岡 淳 先生(滋賀医科大学呼吸器外科)

肺がん患者の低肺機能症例が増加しており、肺がん根治手術施行に対する厳重な適応・危険因子の評価が重要になっている。本講演では、胸部X 線動態解析による血流分布を用いた術後肺機能予測の妥当性の検証について報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

X線動態解析による肺機能評価:カニクイザルを対象とした基礎的検討

宮武 秀光 先生(滋賀医科大学救急集中治療講座)

われわれは、X線動態画像システムによる肺血流の評価と肺塞栓の検出について、カニクイザルを用いて検討したので報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

X線動態解析を用いた新たな呼吸機能評価法の検討

大倉 徳幸 先生(金沢大学呼吸器内科)

当院では、胸部X 線動態解析の臨床応用を検討してきた。本発表では、呼吸変動による肺面積変化率の検討結果を報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

X線動態撮影を用いた気管径評価の臨床的有用性検討

園田 明永 先生(滋賀医科大学放射線医学講座)

X線動態撮影では気管の動きをダイレクトに観察できることから、吸気・呼気時で気管が激しく動く気管軟化症や Excessive Dynamic Airway Collapse などの換気障害の患者を、簡便にスクリーニングできる手段になりうると考えられる。本講演では、X線動態撮影を用いた気管径評価についての研究を紹介する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

実臨床における有用性の報告:ディスカッション

胸部X線動態撮影の撮影法

由地 良太郎 先生(東海大学医学部付属八王子病院診療技術部放射線技術科)

当院では、2018 年1月にコニカミノルタのX線動画撮影システムの第1号機を導入し、臨床研究を開始した。本講演では、システムの概要や、胸部X線動態撮影の実際の流れやポイントを報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

COPD、換気障害症例を中心に

坂巻 文雄 先生(東海大学医学部医学科内科学系呼吸器内科学領域/東海大学医学部付属八王子病院呼吸器内科)

当院では、コニカミノルタのX 線動画撮影システムを用いて、2019年10月までに100例近くの撮影を行っている。本講演では、慢性閉塞性肺疾患(COPD)症例における胸郭の動きの検討結果と、症例報告としてCOPDおよび肺胞低換気症候群における本システムの有用性と可能性について報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

慢性呼吸器疾患への応用の検討

二階堂 雄文 先生(福島県立医科大学呼吸器内科学講座)

当施設では、慢性肺血栓塞栓症に対する肺血流の評価目的に胸部X線動態撮影を導入した。さらに、最近では慢性呼吸器疾患への応用も試みている。本講演では、初期検討として、間質性肺炎および巨大ブラのある肺気腫の症例を提示する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

間質性疾患の動き

上山 維晋 先生(天理よろづ相談所病院呼吸器内科)

本講演では、間質性肺炎(IP)における胸部X線動態撮影の有用性について、症例を提示して報告する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

X線動態撮影による肺血流評価

山崎 誘三 先生(九州大学大学院医学研究院臨床放射線科学分野)

本講演では、胸部X線動態撮影による肺血流イメージングについて、症例を提示する。

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

総評

工藤 翔二 先生(公益財団法人結核予防会理事長/日本医科大学名誉教授)

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

工藤 翔二先生

月刊インナービジョン2020年3月号から転載

製品情報

X線動態画像 の主な構成品です。詳細な仕様については、各製品のページをご参照ください。

こちらに記載の内容、仕様および外観は性能向上のためお断りなく変更する場合があります。

「X線動画解析ワークステーションKINOSIS」及び「KINOSIS」は「画像診断ワークステーション コニカミノルタ DI-X1」(製造販売認証番号:230ABBZX00092000)の呼称です。

「AeroDR fine motion」は「デジタルラジオグラフィー SKR3000(製造販売認証番号228ABBZX00115000)」の呼称です。

「AeroDR TX m01」は「移動型汎用X線装置 AeroDR TX m01」(認証番号:303ABBZX00055000)の呼称です。

KONICA MINOLTAロゴ、シンボルマークは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標です。

AeroDRは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標または商標です。