第3回 X線動態画像セミナー

開催日:2021年6月5日(土)WEB開催

第1部座長:長谷部 光泉 先生(東海大学医学部医学科 専門診療学系画像診断学領域 教授)
第2部座長:高瀬 圭 先生(東北大学大学院医学系研究科 放射線診断学分野 教授)
第3部座長:黒﨑 敦子 先生(公益財団法人結核予防会 複十字病院 放射線診療部 部長)

第1部座長:長谷部 光泉 先生、第2部座長:高瀬 圭 先生、第3部座長:黒﨑 敦子 先生
会場の風景

第1部 技術/外科

胸部X線動態撮影における呼吸動作の再現性

黒田 大悟先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 放射線部)

当院では、2019年6月から間質性肺炎(IP)患者に対し、臨床研究として胸部X線動態撮影を開始したが、経過観察症例において前回とは異なる呼吸動態画像が得られたケースを経験した。そこで、呼吸動作の再現性を検証したので紹介する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

胸部X線動態撮影における呼吸動作の再現性/黒田 大悟先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 放射線部)

呼吸器外科における術前癒着評価:
動態XPと手術所見の比較

大内 基史先生(社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷横浜病院 呼吸器外科 副院長)

当院は、横浜市のほぼ中央に位置する370床の中規模病院である。呼吸器外科では、肺アスペルギルス症や非結核性抗酸菌症などの炎症性疾患を多く診察しているが、炎症性疾患に伴う癒着や肺がんの浸潤の程度は、手術時間や準備に与える影響が少なくない。そこで、呼吸器外科の術前癒着評価におけるX線動態撮影の有用性について検討を行ったので報告する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

呼吸器外科における術前癒着評価:動態XPと手術所見の比較/大内 基史先生(社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷横浜病院 呼吸器外科 副院長)

呼吸器外科におけるX線動態画像:
我々の経験と今後の発展への期待

近藤 晴彦先生(杏林大学医学部 呼吸器・甲状腺外科学教室 教授)

当院では2020年6月、X線撮影装置の更新に伴い、コニカミノルタのデジタルX線動画撮影システムを導入した。本発表では、呼吸器外科におけるデジタルX線動画撮影システムの使用経験とX線動態画像の今後の発展への期待を述べる。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

呼吸器外科におけるX線動態画像:我々の経験と今後の発展への期待/近藤 晴彦先生(杏林大学医学部 呼吸器・甲状腺外科学教室 教授)

第2部 肺循環

肺血流イメージングの臨床応用

山崎 誘三先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)

本講演では、胸部X線動態撮影による肺血流イメージングの有用性について、領域ごとに症例を提示して紹介する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

肺血流イメージングの臨床応用/山崎 誘三先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)

胸部X線動態画像で急性肺血栓塞栓症を診る

細川 和也先生(九州大学大学院医学研究院 循環器内科学)

当院では、急性肺血栓塞栓症(PE)における胸部X線動態画像の診断能について検討したので報告する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

胸部X線動態画像で急性肺血栓塞栓症を診る/細川 和也先生(九州大学大学院医学研究院 循環器内科学)

第3部 呼吸機能

胸部X線動態解析を用いた呼吸機能評価について

大倉 徳幸先生(金沢大学 呼吸器内科)

呼吸機能低下は患者の症状や予後に直結するため、診断時の重症度判定や治療管理のモニターにおける呼吸機能評価は重要である。本講演では、当施設での検討結果を中心に、胸部X線動態画像を用いた呼吸機能評価について報告する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

胸部X線動態解析を用いた呼吸機能評価について/大倉 徳幸先生(金沢大学 呼吸器内科)

胸部X線動態撮影による間質性肺疾患の呼吸機能評価

上山 維晋先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 呼吸器内科)

間質性肺疾患(間質性肺炎:IP)の診療において、呼吸機能検査は非常に重要であり、特に努力肺活量(FVC)の推移はIPの病状進行のマーカーとなることが知られている。一方、呼吸機能検査には、検査に伴う患者への負担や、気胸・縦隔気腫の悪化リスク、感染リスクなどもあることから、より低侵襲でアクセシビリティの高い検査が望まれている。そこで、胸部X線動態撮影によるIPの呼吸機能評価に関する当院での検討を報告する。

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

胸部X線動態撮影による間質性肺疾患の呼吸機能評価/上山 維晋先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 呼吸器内科)

総評

総評1

井上 義一先生(独立行政法人国立病院機構 近畿中央呼吸器センター 臨床研究センター長)

総評1/井上 義一先生(独立行政法人国立病院機構 近畿中央呼吸器センター 臨床研究センター長)

総評2

工藤 翔二先生(公益財団法人結核予防会 理事長)

総評2/工藤 翔二先生(公益財団法人結核予防会 理事長)

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

月刊インナービジョン2021年9月号から転載

製品情報

X線動態画像 の主な構成品です。詳細な仕様については、各製品のページをご参照ください。

こちらに記載の内容、仕様および外観は性能向上のためお断りなく変更する場合があります。

「X線動画解析ワークステーションKINOSIS」及び「KINOSIS」は「画像診断ワークステーション コニカミノルタ DI-X1」(製造販売認証番号:230ABBZX00092000)の呼称です。

「AeroDR fine motion」は「デジタルラジオグラフィー SKR3000(製造販売認証番号228ABBZX00115000)」の呼称です。

「AeroDR TX m01」は「移動型汎用X線装置 AeroDR TX m01」(認証番号:303ABBZX00055000)の呼称です。

KONICA MINOLTAロゴ、シンボルマークは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標です。

AeroDRは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標または商標です。