第4回 X線動態画像セミナー

開催日:2022年6月25日(土)WEB開催

第1部座長:長谷部 光泉 先生(東海大学医学部医学科 専門診療学系画像診断学領域 教授)
第2部座長:黒﨑 敦子 先生(公益財団法人結核予防会 複十字病院 放射線診療部 部長)
第3部座長:高瀬 圭 先生(東北大学大学院医学系研究科 放射線診断学分野 教授)

第1部座長:長谷部 光泉 先生、第2部座長:黒﨑 敦子 先生、第3部座長:高瀬 圭 先生
会場の風景

メーカー講演

無線動画(シリアル)撮影が可能な動態回診車「AeroDR TX m01」の紹介

佐藤 朋秀(コニカミノルタ株式会社 ヘルスケア事業本部 モダリティ事業部)

コニカミノルタ株式会社は、無線動画撮影機能を備えた回診用X線撮影装置「AeroDR TX m01 」を発売、期待される臨床応用、及び回診車の特徴について紹介する。

無線動画(シリアル)撮影が可能な動態回診車「AeroDR TX m01」の紹介/佐藤 朋秀(コニカミノルタ株式会社 ヘルスケア事業本部 モダリティ事業部)

第1部 ポータブル(集中治療)

救急集中治療領域における動態回診車の利用

昆 祐理先生(聖マリアンナ医科大学 救急医学 / 救命救急センター 救急放射線部門)

ICUの領域では患者の移動が困難であり、ポータブル撮影やエコーなど確認できる情報に限りがある。また腎不全など多臓器にわたる影響から造影撮影がそもそも困難である背景もある。当院ではポータブルX線動態撮影による、急変後の合併症検出および、定量評価による急変前の微細な変化を捉えられる可能性について使用経験をもとに報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

救急集中治療領域における動態回診車の利用/昆 祐理先生(聖マリアンナ医科大学 救急医学 / 救命救急センター 救急放射線部門)

動態回診車AeroDR TX m01の使用経験

髙倉 永治先生(聖マリアンナ医科大学病院 画像センター)

動態回診車AeroDR TX m01について、主にICU・救急病棟での撮影ワークフローと操作性について使用経験を報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

動態回診車AeroDR TX m01の使用経験/髙倉 永治先生(聖マリアンナ医科大学病院 画像センター)

第2部 呼吸機能

DDR(Dynamic Digital Radiography)Atlasの概要及び活⽤方法のご紹介

角森 昭教(コニカミノルタ株式会社 ヘルスケア事業本部 開発企画部)
礒部 威先生(島根大学医学部内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授)

DDRAtlasの公開開始について案内する。
また、DDRAtlasの展開について、診断基準の構築を行う正常例の重要性と最適な検査手技、診断・治療、研究への利用イメージを含めDDRAtlasの構想について紹介し、今後の展望について報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

DDR(Dynamic Digital Radiography)Atlasの概要及び活⽤方法のご紹介/角森 昭教(コニカミノルタ株式会社 ヘルスケア事業本部 開発企画部)/礒部 威先生(島根大学医学部内科学講座 呼吸器・臨床腫瘍学 教授)

X線動態解析による気腫病変の評価

林 健太郎先生(日本大学医学部内科学系 呼吸器内科学分野)

当院では2021年10月からデジタルX線動画撮影システムを導入し、主にCOPD、間質性肺炎、新型コロナウィルス感染症の撮影を行っており、X線動態解析による気腫病変の変化、および新型コロナウィルス感染症の症例について報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

X線動態解析による気腫病変の評価/林 健太郎先生(日本大学医学部内科学系 呼吸器内科学分野)

第3部 実臨床

肺循環評価における動態解析の臨床応用 -肺塞栓症を中心に-

山崎 誘三先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)

本講演では肺塞栓症を中心とした肺循環評価における動態解析の臨床応用について、実際の症例を提示して報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

肺循環評価における動態解析の臨床応用 -肺塞栓症を中心に-/山崎 誘三先生(九州大学大学院医学研究院 臨床放射線科学分野)

X線動態画像の放射線治療への応用

北村 一司先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 放射線部)

当院では、体幹部定位放射線治療(SBRT)における腫瘤の呼吸性移動評価としてX線動態撮影画像を用いて評価を行ったので報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

X線動態画像の放射線治療への応用/北村 一司先生(公益財団法人天理よろづ相談所病院 放射線部)

診療科との連携と撮影手技 -動態撮影が広がるために-

橋本 直也先生(杏林大学医学部付属病院 放射線部)

当院では、2020年5月よりX線動態撮影を開始した。呼吸器領域から耳鼻科などへも広がり、年間約1300件の撮影を実施している。撮影手技や、診療科との研究会などについて、X線動態撮影に関する臨床現場での取り組みについて報告する。

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

診療科との連携と撮影手技 -動態撮影が広がるために-/橋本 直也先生(杏林大学医学部付属病院 放射線部)

総評

総評1

近藤 晴彦先生(杏林⼤学医学部付属病院 病院⻑)

総評1/近藤 晴彦先生(杏林⼤学医学部付属病院 病院⻑)

総評2

工藤 翔二先生(公益財団法人結核予防会 代表理事)

月刊インナービジョン2022年10月号から転載

総評2/工藤 翔二先生(公益財団法人結核予防会 代表理事)

製品情報

X線動態画像 の主な構成品です。詳細な仕様については、各製品のページをご参照ください。

こちらに記載の内容、仕様および外観は性能向上のためお断りなく変更する場合があります。

「X線動画解析ワークステーションKINOSIS」及び「KINOSIS」は「画像診断ワークステーション コニカミノルタ DI-X1」(製造販売認証番号:230ABBZX00092000)の呼称です。

「AeroDR fine motion」は「デジタルラジオグラフィー SKR3000(製造販売認証番号228ABBZX00115000)」の呼称です。

「AeroDR TX m01」は「移動型汎用X線装置 AeroDR TX m01」(認証番号:303ABBZX00055000)の呼称です。

KONICA MINOLTAロゴ、シンボルマークは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標です。

AeroDRは、日本及びその他の国におけるコニカミノルタ株式会社の登録商標または商標です。