公開日2024.12.19
創造力を広げるRGB印刷やデジタル加飾をご紹介
COMITIA150(コミティア)出展レポート


コニカミノルタは、2024年11月17日(日)に東京ビッグサイトで開催されたCOMITIA150(コミティア)に出展しました。
本レポートでは、自主制作の創造力をさらに広げるRGB印刷やデジタル加飾をご紹介したコニカミノルタの展示内容についてお伝えします。
COMITIA150 概要
COMITIAはオリジナル作品のみを扱う同人誌即売会として知られており、1984年に初めて開催され今年で40周年を迎えます。
今回のCOMITIA150は「40周年記念回」として開催され、前回の倍以上にあたる6,909サークルと46社が出展し、途切れることなく多くの来場者で賑わいました。
コニカミノルタは前回に続いて2回目の参加となり、自主制作の創造力をさらに広げるRGB印刷やデジタル加飾についてご紹介しました。
※前回のCOMITIA149出展レポートはこちら。

コニカミノルタブース
RGB印刷の認知度向上と期待感の高まり
コニカミノルタブースでは、今回も高彩度トナー機を活用したRGB印刷をご紹介しました。RGB印刷はモニターで見た色域に近い表現ができ、入稿時にCMYKデータに変換する手間がありません。パソコンやタブレットで制作時に確認していた印象に近い仕上がりになるため、クリエイターの皆さまにも大変好評をいただきました。
また前回に引き続き、同人誌印刷サービスを展開されているあかつき印刷様・Dメイト様・なないろ堂様にご協力いただき、ポップで鮮やかな作品や淡いグラデーションの作品など、さまざまな作風のポストカードを配布しました。これらは、RGB印刷のカラーチャートとあわせて前回以上に多くの方が持ち帰っていました。
来場者の皆さまからは、
● RGB印刷という言葉は知っていたけれど、よくわからず利用していなかった
こんなに綺麗に印刷できるなら試してみようかな
●RGB印刷のサンプルを見たいと思っていたので嬉しい、仕組みが理解できた
●自分でRGB印刷ができるところを色々試していました
といった声をいただき、RGB印刷の認知度や期待感が確実に高まっていることを実感しました。
実際にご協力いただいた同人誌印刷サービス様からも、「無料サンプル帳の問い合わせが増えました」という声をいただきました。

RGB印刷の展示コーナー
創作意欲を刺激したデジタル加飾
今回はRGB印刷に加え、オンデマンド印刷によるデジタル加飾の展示も行いました。デジタル加飾は、箔による輝きやニスの立体感を加えることで、より魅力的な作品作りをサポートします。
今回は2社にご協力いただき、「1枚から箔押しができるレイヤー箔」と「小ロットに対応できる厚盛ニス」をご紹介しました。

デジタル加飾の展示コーナー
1枚から箔押しができるレイヤー箔
キンコーズ様にご協力いただいたレイヤー箔は、1枚から箔押しができるサービスです。さらに、箔の上からフルカラーの追い刷りが可能で、金箔や銀箔をベースにした美しいメタリック表現を自分の好きな色で実現できます。
オンデマンド印刷なので価格も抑えられ、
●思っていたより安い、1枚からできるのには驚いた
●キラキラして綺麗、本物の金箔なんですね
●箔押しってハードルが高かったけど、これならやってみたい
といった声をいただきました。
レイヤー箔のサンプルはお昼過ぎには全て無くなってしまうほど盛況で、いますぐにでも試してみたいという声が多く寄せられました。

レイヤー箔は卓上型デジタル加飾機 AccurioShine 101を使用
小ロットに対応できる厚盛ニス
栄光様にご協力いただいた厚盛ニスは、デジタル印刷により版を必要としないため、小ロットから対応可能です。ニスの優れた手触りや光沢感のある立体的な仕上がりが実現できます。
細かなデザインやタイトルにも対応でき、厚盛ニスのサンプルをご覧になった皆さまからは、
●こういう表現をずっとやってみたかったんです!
●いますぐ頼みたいのですが、問い合わせ先はどこですか
●ニスは納期がないと無理だと思った、でもオンデマンド印刷なら間に合うかも
といった声をいただき、創作意欲を刺激された方が多くいらっしゃいました。
ニス加工は同人誌の表紙でもニーズが高く、配布サンプルを多めにご用意していましたが、こちらもほとんど無くなってしまうほど大好評でした。

厚盛ニスはデジタル加飾機 AccurioShine 3600を使用
まとめ
COMITIA150では、多くのクリエイターの皆さまに創造力を広げるRGB印刷とデジタル加飾をご紹介することができました。
物価高騰が続くなか、クリエイターの方々が創作活動に使える費用も厳しくなってきており、自分の作品を買ってくれる方の分だけ制作するというスタイルに変化してきているようです。
そのような状況のなか、クリエイターの皆さまの「表現したい」という想いに応えるデジタル印刷の可能性をもっと知っていただけるよう、コニカミノルタはこれからも様々な活動を続けてまいります。
![]() コニカミノルタジャパン株式会社 坂入 陽子Profile:コニカミノルタジャパンでデジタル印刷機の運用支援、技術サポートを8年間担当。印刷現場での経験から商品企画部門を経て、現在は印刷業界に有益な情報をお届けするためのコンテンツ制作やWebサイト運営、各種イベントを担当している。 Profile:コニカミノルタジャパンでデジタル印刷機の運用支援、技術サポートを8年間担当。印刷現場での経験から商品企画部門を経て、現在は印刷業界に有益な情報をお届けするためのコンテンツ制作やWebサイト運営、各種イベントを担当している。 |
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