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当期は、上半期に医療用デジタル入力機器のカセッテ型DR(デジタルラジオグラフィー)「AeroDR(エアロディーアール)」および卓上型CR(コンピューテッドラジオグラフィー)「REGIUS Σ(レジウスシグマ)」の新製品2機種を発売、下半期には回診車向けDRなどラインアップを拡充し、国内外の医療施設に向けて販売エリアを順次拡大しました。病院市場では「AeroDR」を、診療所市場では「REGIUS Σ」を中心に拡販に努め、当期におけるデジタル機器の販売台数は前期を上回るとともに、メンテナンスをはじめとするサービス事業も着実に拡大しました。
中国を中心とした新興国市場での拡販に努めたものの、日本をはじめとする先進国市場でのフィルムレス化の流れに歯止めが掛からず、当期の販売数量は前期を下回りました。
これらの結果に円高の影響や販売価格低下も加わり、ヘルスケア事業の売上高は730億円(前期比14.1%減)となりました。営業利益は、売上減少および銀価格の高止まりによる減益があったものの、コスト低減や経費削減などを推進し、0.9億円(同46.9%減)となりました。
財務分析・連結財務諸表:財務分析▶