社会貢献活動
コニカミノルタグループ 社会貢献活動基本方針
コニカミノルタは、「企業市民」として社会から支持され、必要とされる存在となるために、事業を活かして貢献できる社会的な課題にグループワイドで取り組むとともに、それぞれの地域社会の課題に応える活動を継続的に行い、持続可能な社会の実現に貢献します。
コニカミノルタのフィロソフィーと社会貢献
企業が“Sustainable(持続可能)”であるためには、成長を続けながら、社会が抱える課題の解決に貢献すること、つまり、企業と社会の両方に価値を生み出すことが求められます。
2015年9月に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」で挙げられているような、さまざまな社会課題に対する企業の取り組みへの期待は一層高まっています。
当社は、2020年度に、10年後を見据えた長期の経営ビジョンを策定し、その考えを「Imaging to the People」という言葉に込めました。社会課題の解決に向けて中長期的な価値創出の方向性を明確にし、2030年に目指す姿からのバックキャスティングにより、中期経営計画「DX2022」を策定、2023年度には2025年度を最終年度とする新たな中期経営計画を策定しました。さまざまな業種・業態の“現場”で働く人々の業務変革を支援することで、その先にいる人々の生活をより豊かにし、生きがいと幸せを感じることのできる社会をつくっていきたいと考えます。
コニカミノルタは、社会の一員として、社会から必要とされる存在になるために、ビジネスの場のみならず、社会課題解決の場においても新たな価値の創造を目指していきます。
コニカミノルタの注力する社会貢献分野
コニカミノルタは、10年後の社会課題を想定し、その解決に向けて当社が提供すべき社会価値を明確化し、事業活動と社会課題解決がより連携した取り組みの実現を目指して、優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を特定しています。コニカミノルタは経営戦略と親和性が高い下記の分野を社会貢献の注力分野としています。
- 健康・医学 — 一人ひとりの健康と高い生活の質に貢献し、よりよく生きる社会の実現のための病気の早期発見や、QOL(Quality of Life:生活の質)の向上のために自社技術を活用し、高齢化社会や働く女性の健康に貢献しています。
- 環境 — 製造メーカーとして、コニカミノルタはバリューチェーン全体を通して、製造者としての責任範囲のみならず、地域社会や社外のパートナーシップを通じて社会全体での環境負荷低減に努めます。
- 学術・研究・教育 — デジタル化社会の発展を担う次世代の若者への理工系教育に貢献しています。さらに、学会や公益財団法人コニカミノルタ科学技術振興財団を通して広く技術の進歩に貢献しています。
コニカミノルタは上記の分野において事業や強みを活かした社会貢献活動を行うことで、持続可能な開発目標(SDGs)達成へ貢献していきたいと考えています。
コニカミノルタの社会貢献活動実績
2023年度(2024年3月期)において、コニカミノルタは国内で約3,600万円相当の金銭的または物品による支援を行いました。