ラベルフォーラムジャパンは、最新の製造技術や製品が集結するラベル専門の展示会です。5年ぶりの開催となった今回は「持続可能なラベルの未来を拓く」をテーマに、会期を2日間から3日間に拡大して東京ビッグサイトで開催されました。

約半数の出展社が実機展示を行い、今後も市場の成長が予測されるラベル業界の最新トレンドを求めて、多くの関係者で賑わいました。

来場者数は3日間で合計8,813名に達し、前回の5,013名から75%の増加となりました。出展社数は104社（188小間）で、そのうち約1/3が新規出展でした。

多くのラベル関係者が最新技術や製品に触れる貴重な機会となりましたが、特に新規出展社が多かったことから、これまで関係性がなかったサプライヤー同士も直接対話できた展示会になったのではないでしょうか。

ラベルフォーラムジャパンの会場内では、国内外の多様なラベル製品を集めた博覧会「ラベルパビリオン」も開催されました。ラベルパビリオンには91社が参加し、最新技術を駆使したラベルや環境対応ラベル、販促プロモーションに特化したラベルなど、さまざまなアイデアが詰まった製品が一堂に展示されました。

コニカミノルタもこのラベルパビリオンに参加し、ラベルの美しさと価値をさらに高める「オンデマンド加飾ラベル」をご紹介しました。加飾ラベルは箔加工による視覚的なインパクトだけではなく、厚盛ニスによる触覚的な効果も提供し、ラベルの魅力を一層引き立てます。

オンデマンド印刷なので国内での需要が増えている3,000枚から5,000枚の小～中ロットのジョブにも対応でき、製品の差別化にも貢献します。

コニカミノルタブースでは、高速デジタルラベル機AccurioLabel 400の実機デモンストレーションを通じて、高い専門性が求められるラベル印刷において、オンデマンド印刷ならではの使いやすい操作性と連続印刷でも安定した高品質を実現するワークフローをご提案しました。

コニカミノルタの出展内容については、こちらで詳しくご案内しております。

実機デモンストレーションをご覧いただいたお客様からは、

など、多くのご意見をいただきました。

5年前のラベルフォーラムジャパンに比べて、デジタルラベル印刷に対するお客様の関心も高まっており、現状の課題や今後の期待について多くの声をいただくことができました。

ブース内では、様々な基材を使用した印刷サンプルも展示。飲料や化粧ボトル、マスキングテープや食品での需要が高まっている軟包装など、デジタル印刷で幅広いニーズに対応できるイメージを持っていただけたのではないでしょうか。

なかでも透明ラベルや和紙ラベル、加飾ラベルに興味を持って足を止めていただくお客様が多かったように感じます。

さらに今回は、同じくラベルフォーラムジャパンに出展されている後加工機メーカー（サンワコーケン様・トヨテック様・アルテック様）の実演用に、AccurioLabelで印刷したロール基材の提供も行わせていただきました。

コニカミノルタではこうしたアライアンス連携を活かし、印刷後の後加工や面付けなどの前工程も含めて、デジタルを活用した効率的なワークフローをご提案させていただきます。

今回のラベルフォーラムジャパン2024は、普段なかなか目にする機会が少ない高速デジタルラベル機をご覧いただける場となりました。お忙しいなか、コニカミノルタブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。

ラベルは生活必需品にも直結する業界であり今後も市場の活性化が期待されますが、働き手世代の減少や人材の確保、技術継承など、さまざまな課題も抱えています。コニカミノルタはオンデマンド印刷で培った操作性や自動化、高生産ワークフローを通じて、今後もラベルビジネスの拡大に貢献してまいります。

デジタルラベル印刷に関するサンプルやデモンストレーションのご希望がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。