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Automation Anywhereが無料で使える?Community Editionの申込手順

2021.07.06

「Automation Anywhereを無料で操作してみたい」
この記事ではそんなお悩みを解消します。
無料版Automation Anywhere Community Editionを使う方法から制限事項まで徹底解説していきます。

無料で使えるAutomation AnywhereのCommunity Editionとは?

まずはAutomation AnywhereのCommunity Editionとはどんなものなのかを見ていきましょう。

Automation Anywhereとは?

Automation Anywhereはアメリカ発祥のRPA専業ベンダーです。
日本への参入は後発だったため知名度はまだまだですが、ソフトバンクビジョンファンドが積極的に投資をしていることでも有名です。
実はAutomation Anywhereはワールドワイドで見るとトップクラスのシェアを誇っています。
第三者機関のガートナー社からRPAのリーダーポジションと評価されており、現存するRPAの中でも今最も進んでいる一社と言って間違いありません。

(出典:Gartner「Magic Quadrant for Robotic Process Automation」)

Community Editionとは?

そんなAutomation Anywhereですが、何とRPAを無料で利用できる環境を提供してくれています。

Community EditionとはAutomation Anywhereが提供する無料で利用可能なRPA環境の名称になります。

一部機能制限がありますが(後ほど紹介します)、ほぼフル機能を試すことができるためRPAの効果を体感するにはうってつけです。

特に「実際に社内のシステムを操作できるか?」というのは導入に向けて重要なポイントだと思いますが、問題なく操作することが可能です。

無料のAutomation Anywhere Community Editionを徹底解説

ここからはCommunity Editionについてもう少し細かく見ていきます。

Community Editionでできること

Community Edition最大の特徴は何と言っても無料かつ期間無しで利用することができる点にあります。

Automation Anywhereはサーバー型のRPAとなっておりますが、クラウドのサーバーにアクセスする権利と自由にロボットを作成・実行する権限が付与されます。

つまり端的に言うと「Automation Anywhereをほぼフル機能でロボットを作れる」ということになります。

一部機能制限がありますがそちらは後ほど詳細にご紹介します。

Community Editionの利用条件

Community Editionには利用条件が設定されているためそちらをご紹介します。
とてもざっくり表現すると、「自然人(法人でない人)またはSmall Businessに該当する企業」が対象となります。

お客様が (1) 自然人である場合、お客様は、1 台の機械についてのみサービスを使用できます。または (2)「Small Business」である場合、 すべての関係会社を含むかかる Small Business は、IQ Bot を用いて毎月100ページまでのみプロセス/アップロードを行うことができ、Community Edition のユーザーは 5 名までとします。お客様の組織は、a)かかる組織が有する機械が250台(物理的 または仮想上)未満である場合、 b)かかる組織におけるユーザーが250名未満である場合、c)かかる組織における収益がグローバル年商で500万ドル未満である場合、Small Businessであるとみなされます。お客様の組織が上述の3つの基準のいずれかを超過する場合、お客様の組織はSmall Businessとはみなされません。お客様は、AAIにより提供された該当する指示に従って、Community Edition にアクセスすることができます。

引用:https://www.automationanywhere.com/jp/community-edition-license-agreement-a2019

もし利用条件に合わない場合は一ヶ月限定のトライアルライセンスも存在していますので、そちらの利用を検討してみてください。

Community Editionの制限事項

Community Editionには利用する上での制限事項もあります。こちらは検証する上で重要なポイントですので併せてチェックしておいてください。

  • 一部機能(スケジュール実行など)に制限があること
  • 有償版と比べてサーバーが物理的に遠いため通信に時間がかかる
  • リソースも共用のため使っている人が多いと重くなる時がある

Community Editionのオススメ用途

上記の制限事項を踏まえると導入前のパフォーマンステストには向かないことがわかります。

実際に有償ライセンスに移行した際は間違いなくパフォーマンスが上がりますので、Community Editionのオススメ用途としてはパフォーマンス以外の観点で利用されるのが良いかと思います。

具体的には、以下の用途などが挙げられます。

  • 社内システムの操作検証
  • bot(ロボット)作成の操作感確認
  • 社内向けデモ/プレゼン用

特に本格導入前の操作感を確かめる用途で使いたいと考えている方は多いかと思いますが、その用途であれば十分すぎるほどの機能を備えています。

Community Editionの申し込み手順

ここまでCommunity Editionとは何かについては説明してきましたが、ここからは実際に申し込んで使えるようにするための手順をご紹介します。

以上です!

「え、これだけ?」と思われたかもしれませんが、この簡単手続きだけでCommunity Editionの環境を利用できるようになります。

Automation Anywhere Community Edition無料利用の申込後について

以上がAutomation AnywhereのCommunity Editionのご紹介となります。
正直「これだけの機能を無料で使えて良いの?」と思うほど充実した環境を利用できるので、まだ申し込んでいない方は是非お試しください。

最後にこの記事のポイントを簡単にまとめます。

ポイント

  • Automation AnywhereはグローバルでトップクラスのRPA専業ベンダー
  • Automation Anywhere Community Editionなら無料で無期限利用可能
  • Community Editionは一部(自動実行など)機能制限がある
  • Community Editionは社内システムの検証などの用途に向いている
  • Community Editionはフォームから申し込んですぐ利用可能

Automation Anywhere Community Editionは利用開始できましたか?
このあとは実際に操作する流れとなりますが、

  • 「操作方法がわからない」
  • 「簡単なbotを作ってみて感覚を掴みたい」
  • 「Automation Anywhereの基本操作を学びたい」

といったご要望も出てくるのかなと思います。

そうしたご要望にお応えさせていただくため、コニカミノルタではAutomation Anywhereの無償操作トレーニングを実施させていただいております。
基本操作方法の習得から簡単なロボット作成までできるようになりますので、ご希望される場合は以下のフォームからお問い合わせください。
もちろん費用は一切かかりませんので、情報収集のためだけにもお気軽にお問い合わせください!

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