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i-Option

i-Option bizhub 機能拡張オプション

i-Optionは、bizhub の機能を拡張し、より便利に、より使いやすくするためのオプションです。
ドキュメントの活用促進、データ運用上のセキュリティー、ユーザビリィティーの向上など、さまざまな観点から多様な機能をラインナップ。必要な機能を必要に応じて追加していくことができます。

複合機経由で侵入するウイルスを駆除

ウイルススキャン機能 《LK-116》

クラウドやPC、タブレット、USBメモリーなどと複合機を安全に接続するためにBitDefender社のスキャンエンジンをベースにした強固なウイルススキャン機能を搭載しています。スキャンをファイル単位で行うことで、ホワイトリストだけではなく、より繊細にウイルスを検知します。ファイル入力時のチェック&通知により、オフィス中に潜在しているウイルスを発見。また、複合機からのファイル出力時のチェックで、ウイルスファイルの拡散を防止。さらに定期的に複合機内のファイルをチェックし、リスクのあるファイルを発見し、複合機に潜在しているリスクを検知します。プリント、スキャン、ファクス機能でのリアルタイムウイルススキャンジョブ、Box、SMBフォルダーなどのSSDでは、手動または予約によるウイルススキャンが可能です。

主な処理
ジョブの種類 検知後の処理
プリント 警告後、印刷
スキャン ジョブを削除
ボックス保存 検疫してボックスに保存

ジョブの種類に応じて、ウイルス感染のリスクを回避します。

複合機のストレージ内の情報を安全に保護する

TPM(Trusted Platform Module)機能 《LK-115 v2》

TPM(Trusted Platform Module)とは、データの暗号化や復号化を行うセキュリティチップで、本機の証明書やパスワードなどの機密情報を安全に管理します。機密情報を暗号化するためのTPM鍵は、TPMチップに搭載された専用の記憶領域に保存され、外部から読み出すことができなくなるため、機密情報を安全に保管できます。

TPM(Trusted Platform Module)機能の画像

プリントするbizhubが自由に選べる

サーバーレスユビキタスプリント機能 《LK-114》

社内に複数の bizhub がある場合、親機に設定した bizhub へプリント指示をしておくと、自分が受け取りたい bizhub で認証するだけで、その bizhub からプリントが開始されます。社内の移動先で出力を受け取ることや、待ち時間の少ない bizhub でプリントすることができ、業務効率の向上はもちろん、セキュリティーの強化、トータルコストの削減に役立ちます。

i-Option ライセンスキット[LK-114] 主な仕様
構成可能複合機台数 最大100台(親機は最大30台まで)
対象プリンター言語 PCL/PS※1
対象認証方式 本体認証、ActiveDirectory 認証
操作パネルでの可能動作
  • 印刷開始指示
  • 印刷ジョブ削除
  • 印刷設定の変更(カラーからモノクロへの変換、部数変更、片面 / 両面変更、ステープル※2、パンチ※2
親機に蓄積できるプリントジョブ数 1ユーザー:100文書
全体:5GB、もしくは10,000文書
対応クライアント環境 Microsoft Windows 10 / 11
※1
クライアント機での印刷設定変更はできません。
※2
対応フィニッシャー装着時

使いたいファイル形式へ変換する。ドキュメントの活用範囲を広げる

ファイル形式拡張機能 《LK-110 v2》

bizhub での、ドキュメントの有効活用を促進します。

スキャンドキュメントをOOXMLファイルへ変換

紙文書をスキャンして、マイクロソフトの OfficeOpenXML形式( .docx/.xlsx/.pptx)のファイルに変換します。文字部分をOCR処理することによりテキストデータ化したファイルに変換することもでき、活用範囲がさらに広がります。

OfficeOpenXML形式ファイルの生成フロー
OfficeOpenXML形式ファイルの生成フロー

OCR処理をしない.pptxへの変換は標準で利用可能です。

OCR(Optical Character Reader):印刷された文字を光学的に読み取り、形状に基づいて文字を識別し、文字データへと自動的に変換するもの。

プリント受信文書をコンパクトPDFへ変換

プリンタードライバーから bizhub のボックスに保存したデータを、ボックスからE-mailで送信したりPCなどに保存したりするとき、コンパクトPDFに変換できます。コンパクトPDFは、ファイル容量が大幅に圧縮され、通信時間の削減に役立ちます。

暗号化PDF(デジタルID) へ変換

PDF形式でファイルを送信するときに、ユーザーのデジタル証明書を使ったPDFの暗号化ができます。暗号化したPDFファイルは、ユーザーの持つ秘密鍵で復号するため、第三者への情報漏洩を防止できます。

E-mail 受信プリント

パソコンやスマートフォン、タブレット端末から送信したE-mailに添付したファイルを bizhub から印刷できます。また、添付ファイルを bizhub のボックスに保存することもできます。

印刷可能ファイル:PDF、コンパクトPDF、JPEG、TIFF、XPS、コンパクトXPS、OfficeOpenXML(.docx/.xisx/.pptx)、PPML(.zip)(最大20ファイル)
上記ファイル形式でも、長尺サイズのファイルは印刷できません。
S / MIMEで暗号化された E-mail には対応していません。分割された E-mail の復元は行いません。
受信側の bizhub にメールアドレスの設定が必要です。

受信ファクスのサーチャブルPDF化

受信したファクスデータを、転送ファクス機能やTSI受信振分け機能を使ってパソコンなどに転送する際に、 サーチャブルPDFファイルに変換して送信できます。

bizhub 287 / 227 に LK-110v2 を装着したときは以下の機能も拡張されます。
bizhub i シリーズでは以下の機能は本体標準機能です。

■ 長期保存に適したPDF/A 形式に対応
■ Web 表示に最適化されたPDF 形式( リニアライズドPDF)
■ デジタル証明書を使った暗号化PDF

キーワード検索も、テキスト利用も。スキャンドキュメントをさらに有効活用

サーチャブルPDF機能 《LK-110 v2》

スキャンしたドキュメントの文字情報をOCRによってテキストデータ化し、そのテキストデータをスキャン画像にオーバーレイ合成したPDFファイルを生成します。紙文書を電子化した場合にも文字検索が可能になるほか、テキストデータを2次利用することもできます。

サーチャブルPDFファイルの生成フロー
サーチャブルPDFファイルの生成フロー

次の場合に、文字が正しく認識されない場合があります。
  • 原稿に、白抜き文字が使われている場合
  • 原稿の言語と異なる言語を選んだ場合
  • 自動でページの向きを補正しないときに、原稿の向きと文字の向きが異なる場合
    原稿状態やフォントの種類、大きさなどの条件よって認識に差異が生じる場合があります。

音声で操作をフォロー

音声ガイダンス機能 《LK-104 v3》

パネル操作の補助に、音声でガイドします。画面表示が見にくい場合でも音声による案内で操作をわかりやすくします。音量や再生速度の調整も可能です。また、オプションのキーパッド(KP-101 / KP-102)からは、ワンタッチキーで呼びだせます。


オプションのキーパッド(KP-102)

本体パネルからは、拡大表示画面、ガイド画面、ユニバーサル設定画面のいずれかの画面で利用できます。

ERPからのダイレクトプリントのフォントを拡張できる

バーコードフォント機能 《LK-106》

ERP(Enterprise Resource Planning)システムなどからbizhubに送られるデータを基にバーコードを生成し、本機から印刷できます。プリンタードライバーを介さずに、直接印刷できます。

ユニコードフォント機能 《LK-107》

ERP(Enterprise Resource Planning)システムなどからbizhubに送られる多言語の文字情報(Unicode)を印刷できます。プリンタードライバーを介さずに、直接印刷できます。

LK-107で拡張できるユニコードフォントは Andale Mono WT J、Andale Mono WT K、 Andale Mono WT S、Andale Mono WT T です。

OCRフォント機能 《LK-108》

OCR-Aフォントを、PCL 言語で印刷できます。

OCR-B(PS)フォントは標準で利用可能です。

仮想デスクトップの印刷データ送信の負荷を軽減

ThinPrint 機能 《LK-111》

仮想デスクトップが稼働しているデータセンターからプリントするときに、プリントデータを圧縮し、ネットワーク負荷を低減できるThinPrint を bizhub で利用できます。

bizhub が、ThinPrint Client(.print Client)として動作します。
ご利用のネットワークで ThinPrint システムが稼働している必要があります。
ThinPrint はドイツの Cortado社が提供するプリンティングソリューションソフトです。

IPファクスでファクスコストを削減

IPファクス機能 <LK-117>

IPファクス(SIP)とは、企業内ネットワーク上でデータを送受信するファクスのことです。電話回線を使用するファクスと同様にリアルタイムな送受信ができるのに加え、通信が速い、電話料金を抑えられるなど、メリットがあるファクスとなります。
T.38の規格に対応したIPファクス機同士であれば送受信できます。

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