CS Remote Care 遠隔診断システム
複合機の状態をリモートで管理する保守サービスです。
定期交換部品の交換時期や、トラブル発生時に適時対応を行います。
CSRCシステムではデータの漏えいやネットワークへの不正アクセス、ウィルス侵入などに対し、さまざまな視点からセキュリティー対策を実施。安全な方法でサービスに必要な情報だけを収集しています。
インターネットSSL通信でのセキュリティー
- 通信には独自フォーマットを使用し、設定されたhttpサーバー以外への通信は行わないため、なりすましを抑止します。SSLによる暗号化通信も設定可能です。
- 送信データは共通鍵暗号方式による暗号化。また、あらかじめ決まった書式でのデータのみ受け入れ、それ以外は削除します。
- 送受信メールには、送受信先が確認可能なセンターIDやシリアルNoが含まれています。またセンターの送信メール、複合機の応答メールにはメールIDを使用。IDなどが一致しなかったメールは、不正メールとみなし排除します。
公衆回線でのセキュリティー
CSRCホストとデバイスの双方にあらかじめ登録したIDを使用。通信毎にホストの登録内容とデバイスの送信内容とが一致するかを確認し、通信を行います。
機器から収集する情報について
CSRCシステムが取得する情報は、マシン・メモリーに格納されているデータのみです。認証情報や登録されたアドレス情報、HDD内の保存文書など、お客様の個人情報が外部に漏えいすることはありません。
機器の遠隔操作について
CSRCシステムでは、使用する情報閲覧用の独自コマンドを基本とし、外部から機器の遠隔操作はできない構成にしています。
CSRCシステムについて
CSRCサーバーは、不正アクセスを防ぐためにファイアーウォールなどの設定を行っています。また、サーバーに蓄積されたデータは、必要な担当者のみがアクセスできるようにしています。
コニカミノルタ製品に搭載しているセキュリティー機能の信頼性を客観的に証明するため、平成16年3月以降発売のデジタル複合機(複写速度20枚/分以上のほとんどの機種※1)の制御ソフトウェアとして、「ISO/IEC15408※2」の認証を取得しており、第三者機関から認められています。
※1:適合している複合機は製品情報ページをご覧ください。
※2:ISO/IEC15408(CommonCriteria)とは、情報技術セキュリティーの観点から、情報技術に関連した製品及びシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されていることを評価するための国際標準規格です。
CSRCのセキュリティーについては、一部の製品の制御ソフトウェアにおいて、CSRCセンターとの間で利用される通信インターフェイスの検証が「ISO/IEC15408」の評価で実施されており、適切な運用において脆弱性が無いことを確認しています。該当製品、運用条件、その他の詳細に関しては担当営業、またはサービスにお問い合わせください。