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健康経営の取り組み

健康経営について

1.目的

「従業員の健康がすべての基盤」との認識のもと、「健康第一」の風土を醸成し、健康経営を推進しています。
従業員一人ひとりが心身ともに健康を保ち、生き生きと働き続けられる職場づくりを通して、企業としての持続的成長を目指します。

2.体制

当社では、人事部に健康管理の専任部署を設け、コニカミノルタ健康保険組合と連携して、各種健康増進策に積極的に取り組んでおります。

3.主な健康管理指標

①身体活動:1日1H以上の歩行または身体活動 or 1日30分以上の運動を週2回以上実施している割合

②喫煙:煙草を習慣的に吸っている人の割合

③睡眠:睡眠で休養が十分に取れていない人の割合

④食事:不適切な食事をしている人の割合(問診5項目のうち、3項目以上で該当している割合)

【問診5項目】

  • 栄養バランスを考えていない
  • 早食い
  • 就寝前2h以内に夕食をとることが3回以上/週
  • 夕食後に間食をとることが3回以上/週
  • 朝食を抜くことが3回以上/週

4.推移(----線は目標ライン、は目指す方向)

5.主な施策内容

①身体活動

本体・健保と連携して歩行および運動習慣の定着を目的とした「歩け歩け運動」を通年で実施。春は個人戦、秋はチーム戦など、従業員が楽しく参加できる多彩なイベントを実施し、健保組合と連携して幅広く参加を呼び掛けることにより、新規登録者を増やすと共に、継続的な取り組みを促している。歩数計は希望者全員に初回のみ無料で配布するとともに、スマートフォン対応の専用アプリ(無料)の導入や複数社の歩数計がシステムに連携できる様に拡張するなど、従業員のニーズにあったインフラ環境を整備している。

②喫煙

本体・健保と連携して「環境整備」「教育・啓発」「支援制度」の3本の柱をベースに各種対策を展開。環境整備として、屋内喫煙所の屋外化や1日禁煙デーを定期的に開催し、2020年4月からは「禁煙によるがんや生活習慣病の発症リスク低減」と「受動喫煙による健康障害防止」を目的に「構内および所定就業時間内禁煙化」を実施。
教育・啓蒙として、禁煙セミナーの開催や喫煙に関する各種情報配信を実施。支援制度として、禁煙外来・看護職により禁煙支援プログラム・ICTを活用した遠隔による禁煙支援プログラムを展開。禁煙成功者への補助金制度も導入(健保)。

③睡眠

健保が主催となり、睡眠セミナーの開催や「3DSS(3次元型睡眠尺度)チェックシート」を用いて位相(リズム)、質、量の観点から自身の睡眠の特徴や課題を各自で認識。更に睡眠改善に関する情報提供や快眠のためのフィットネス動画などを配信。

④食事

本体・健保と連携して食事習慣改善に向けた情報配信(食堂POPなど)や食事習慣改善アプリ「あすけん」を導入。新入社員研修時には、外部メーカーとタイアップして朝食欠食対策を実施。

【健康経営で解決したい経営課題(参考)】 
※戦略マップ原紙は⇒ こちら

【その他の指標】(2023年度)

定期健康診断受診率(%) 100
精密検査受診率(%) 65.6
ストレスチェック受検率(%) 90.6
ストレスチェックの集計結果(高ストレス者率等) 12
ヘルスリテラシー保有率(%) 80.3
適正体重維持者率(%) 62.5
年間イベント回数(回)
※生活習慣病改善に向けた取り組み実施回数(10回以上は「10<」表示)
10<
ハイリスク者に対する保健指導(%) 100
平均勤続年数(年) 19.0
平均月間所定外労働時間(時間) 13
平均年次有給取得日数(日) 10.5
女性の健康施策参加率 3.3
アブセンティーイズム(日)
従業員の勤怠データから、病気による長期休務者の欠勤・休職日数の年間での合計値(延べ日数)を算出。※( )内は前年度
4,531
(3,976)
休業度数率(%) 0.14
休業強度率(%) 0.00092
不安全点 前年からの増減率 (%)
※コニカミノルタグループの業態に合わせた安全管理指標として、休業災害だけでなく不休災害や通勤災害、火災爆発事故までを含めて、災害や事故の種類と程度により、各社の安全状態を点数化したもの
-30
プレゼンティーイズム回答人数および回答率(%) 3132
(95.8)
プレゼンティーイズム(%)
※WFun21点以上の割合
24.5
プレゼンティーイズム損失額(円)
※要因による1ヶ月間の損失額
79,505
ワークエンゲージメント回答人数および回答率(%) 1706
(52.9)
ワークエンゲージメント(点)
※ユトレヒト・ワークエンゲージメント尺度(短縮版)9項目(54点換算)
28.8
POS(%)Perceived Organizational Support (for Health)
※知覚された組織的支援 ★会社★
77.7
POS(%)Perceived Organizational Support (for Health)
※知覚された組織的支援 ★経営層★
81.7
POS(%)Perceived Organizational Support (for Health)
※知覚された組織的支援 ★上司★
79.4

【プレゼンティーイズム】
アンケート調査からプレゼンティーイズムの主要因を分析したうえで、首肩痛・腰痛・眼精疲疲労等の改善に向けた取り組みを進めてきました。事業効果を検証するため、ICTを活用した改善プログラム(投資額997.5万円)を3カ月間集中的に展開した結果、症状の緩和・運動習慣の改善・メンタルリスクの軽減を実現でき、金額換算すると1,750万円の利益貢献に相当することが検証できたため、本プログラムの継続導入を行って参ります(年間投資金額:600万円)。

【ワークエンゲージメント(ユトレヒト・ワークエンゲージメント尺度)】

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