Windows10の機能更新プログラム適用後、特定条件下にてScan to SMB が失敗する件に関するご案内
2019年5月14日
コニカミノルタジャパン株式会社
平素はコニカミノルタ製品をご愛顧頂き、厚く御礼申し上げます。
Windows10 をご使用のお客さまにおかれまして、2019年5月にマイクロソフトより公開予定の機能更新プログラム「May 2019 Update(version 1903)」が適用された後に複合機からのScan to SMB送信が失敗するようになる事象が弊社での事前評価で確認されております。
発生条件、並びにマイクロソフトからの正式リリースの適用後に本事象が発生した場合の対処方法をご案内いたします。
事象
複合機からScan to SMBをおこなった際、送信に失敗するようになる場合があります。
複合機上のジョブ履歴には、「サーバー接続エラー」などが記載されます。
ネットワークエラーコードを表示する設定の場合、エラーコード「107」などが記載されます。
なお、この事象は、過去の機能更新プログラム適用でも出現しております。
発生条件
Scan to SMBの宛先となっているWindows10コンピューターが複合機と異なるネットワークにあり、かつそのコンピューターに、機能更新プログラムが適用された場合。
原因
機能更新プログラムの適用により、Windows Defender ファイアウォールの設定が初期化され、 「ファイルとプリンタの共有(SMB受信)」の受信許可範囲が"ローカルサブネット"のみになるため、スキャンを行う複合機がローカルサブネット内にない場合、複合機からのSMBアクセスが拒否されスキャンは失敗します。
本件に関するお問い合わせ
お問い合わせにつきましては当該機器のサービス管理店へご用命願います。