2019年1月のWindows Update適用後、Scan to SMB が失敗する件に関するご案内

2019年1月15日 更新
2019年1月11日
コニカミノルタジャパン株式会社

平素はコニカミノルタ製品をご愛顧頂き、厚く御礼申し上げます。
Windows7、Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 Service Pack 2 をご使用のお客さまにおかれまして、日本時間2019年1月9日にマイクロソフトより公開配信されました、Windowsの更新プログラムが適用されたコンピューターへのScan to SMB送信に失敗する事象が確認されております。
本事象に関するお問い合わせを多数いただいており、コールセンター窓口へのお電話が大変つながりにくくなっております。
お客様にはご迷惑をおかけしておりますこと深くお詫び申し上げます。
本事象について、発生条件及び暫定回避方法をご案内いたします。

更新プログラム（1/15 更新）

本件、1月のWindows Updateを適用したPCを対象にマイクロソフトより更新プログラムがリリースされました。
下記windows update カタログサイトから更新プログラムを適用することで本現象が解消されます。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4487345/update-for-windows-7-sp1-and-windows-server-2008-r2

事象

複合機からScan to SMBをおこなった際、送信に失敗します。複合機上のジョブ履歴には、「転送エラー」「サーバー接続エラー」などが記載されます。
ネットワークエラーコードを表示する設定の場合、エラーコード「4105」「16711705」などが記載されます。

発生条件

Scan to SMBの宛先となっているコンピューターに日本時間2019年1月9日にマイクロソフト社より配布された、下記Windowsの更新プログラムが適用されている場合。

Windows 7 / Windows Server 2008 R2：更新プログラム（KB4480960 / KB4480970）

Windows Server 2008 Service Pack 2：更新プログラム（KB4480957 / KB4480968）

原因

マイクロソフト社は、日本時間2019年1月9日に配布したWindowsの更新プログラムで、ローカルコンピューターの管理者権限を有するユーザーが、ネットワーク経由で共有にアクセスできない場合があることを公表しています。
マイクロソフト社の詳細情報は、以下のURLをご参照ください。

問題が解消されるまでは、お手数をお掛けいたしますがローカルコンピューターの管理者権限のないユーザー名、パスワードをScan to SMB宛先に設定いただくか、本件の影響を受けていないコンピューターへのスキャン、もしくは次の代替手段での対応をお願いいたします。

※

（1/15更新）本件、1月のWindows Updateを適用したPCを対象にマイクロソフトより更新プログラムがリリースされました。
下記windows update カタログサイトから更新プログラムを適用することで本現象が解消されます。

　　https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4487345/update-for-windows-7-sp1-and-windows-server-2008-r2

スキャン送信機能（SMB送信）の代替手段

E-mail送信	変換したファイルをE-mailに添付して、任意のメールアドレスに送信します。
FTP送信	変換したファイルをFTPサーバーへ送信します。FTPサーバーを通じてファイルの受渡しをするときに便利です。
WebDAV送信	変換したファイルをWebDAVサーバーへ送信します。WebDAVサーバーを通じてファイルの受渡しをするときに便利です。
ボックス保存	本機で読み込んだ原稿データを本機のボックスに保存します。
USB保存	本機で読み込んだデータをUSBメモリに保存します。

転送ファクス機能（SMB宛先）の代替手段

E-mail転送	受信したファクス文書をE-mailに添付して、任意のメールアドレスに転送します。
FTP送信	受信したファクス文書をFTPサーバーへ送信します。FTPサーバーを通じてファイルの受渡しをするときに便利です。
ボックス保存	受信したファクスデータを本機のボックスに保存します。

本件に関するお問い合わせ

お問い合わせにつきましては当該機器のサービス管理店へご用命願います。