無線LAN（Wi-Fi）暗号化の脆弱性による『IT-Guardians無線LANサービス』への影響について

2017年10月20日
コニカミノルタＩＴヘルプデスク

10月16日（米国時間）、無線LAN（Wi-Fi）の暗号化規格であるWPA2における脆弱性が公開されました。
現時点で、今回の脆弱性を悪用した攻撃・被害は確認されていませんが、今後、本脆弱性が悪用され、WPA2通信の盗聴等が行われる可能性があります。
IT-Guardians無線LANサービスにおける脆弱性への影響についてご報告申し上げます。

対象機器

YAMAHA製アクセスポイント　WLX302、WLX202

脆弱性の概要

この脆弱性は、WPA2プロトコル（802.11規格）の不備に起因します。複数の脆弱性が報告されており、無線LANの子機（クライアント）、および親機（アクセスポイント）の両方の仕様に影響を受けます。
この脆弱性を狙った攻撃は、無線LANのアクセスポイントとクライアントの間の電波を傍受し、通信の盗聴等を行うものです。このため、ご使用中の無線LANの電波の届かない範囲からの攻撃は不可能であり、インターネット等の広域かつ不特定多数からの攻撃のリスクが生じるものはありません。

IT-Guardiansサービスへの影響範囲

弊社のIT-Guardiansでは、YAMAHA製の機器を無線LANアクセスポイントとして使用しておりますが、当社の提供しているサービス範囲内でご使用いただいている場合は影響を受けません。 (*1) アクセスポイントに関する詳細はメーカーサイト（YAMAHAホームページ）をご確認下さい。

(*1)

YAHAMA製機器をアクセスポイントとして特殊な設定をした場合は、一部の脆弱性に該当しますが、IT-Guardiansサービスでは提供しておりません。

その他

今回の一連の脆弱性対応には無線LANに接続するクライアント側の対策も重要です。
Windows, Linux、macOS、iOS, Android,等、クライアント側のセキュリティアップデートに関しても漏れなくご対応ください。

本件に関するお問い合わせ受付窓口

コニカミノルタジャパン株式会社
お客様相談室

お電話でのお問い合わせ

【受付時間】 月曜～金曜　9：00～12：00／13：00～17：00
（土・日・祝祭日および年末年始・弊社休業日を除く）

※

お客様からのお問い合わせの内容を正確に把握するために、お電話の内容を録音させていただいております。ご了承ください。
お問い合わせ内容の録音について