第20回テレワーク推進賞「優秀賞」を受賞
~「従業員と組織に最適な「いいじかん」を体現する自社テレワーク実践と、企業の従業員・家族・組織への実現支援へ」の取り組みが評価~
2020年1月15日
コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原口淳、以下、コニカミノルタジャパン)は、一般社団法人日本テレワーク協会が2000年より主催するテレワーク推進賞にて、1月7日 第20回テレワーク推進賞の「優秀賞」(テレワーク実践部門)を受賞したことをお知らせします。
受賞理由(一般社団法人日本テレワーク協会のコメント)
2013年に着手した働き方改革の取り組みを、毎年段階的に拡張・拡大を続けてきた同社は、2018年度初頭には、ツールとしてのテレワークから実践のためのテレワークに昇華し、そのコンセプトを「いいじかん設計」にまとめ上げた。これにより、働き方の課題解決とともに、生産性・創造性を高める働き方と、そこで働く人の成長につながる「いいじかん」の実現を目指してきた。対象者は、2015年度の首都圏営業・SE・ICT系商品企画部署を中心とした200人規模で実施したのを皮切りに、2016年度は、情報機器部門正規従業員約2,800人(全社員数の約80%)に拡大。実施者も2,000人(57%)を超える規模である。さらに、2018年度には、仕事と介護の両立を可能とした長期間でのテレワーク業務のテスト運用開始。さらに「テレワークデイズ 2019」期間中は、現時点での対象者だけではなく、「全従業員」が重要な ICTコミュニケーションサービスにアクセスできるようなQRコードを配布するなどさらにテレワークを展開する施策を実施している。また生産性向上、残業時間削減、印刷枚数 / 社内保管文書の削減などにおいても大幅な効果を上げている。これからテレワークを導入検討する企業・団体に対して積極的に社外に発信している。大企業型テレワークのノウハウの社外への積極的な発信が評価された。
コニカミノルタジャパンのテレワークへの取り組み
コニカミノルタジャパンは、2013年より働き方改革に取り組み、「働く場の改革」「紙中心の仕事の見直し」「テレワークの実現」を実践してまいりました。2017年には全社員を対象としたテレワーク運用を開始しました。2019年は7月25日、9月4日、9月5日、10月21日、10月23日の5日間と11月18日から11月22日の連続1週間、本社勤務従業員約800名を対象に本社執務室の約50%の使用を制限し、BCP対策として緊急時にも業務が遂行できるよう、一斉テレワークを実施しました。さらに当年は、様々な企業で課題となっているFAX受信が起点となる業務フローを、テレワークに最適化された業務フローに改善構築するなどの施策を実行しました。これらの自社実践で得た知見をもとに、紙文書の削減と電子化を促進する「保管文書ゼロ化」、新しいオフィスのかたちを創造する「オフィスデザイン」、新しい働き方を複合機とITサービスで支援する「Workplace Hub(ワークプレイス ハブ)」など、紙と場所に縛られない顧客の新しい働き方の手段としてテレワークの環境整備の支援を実施しております。今後もコニカミノルタジャパンは、新しい働き方のコンセプト「いいじかん設計」サービスの提供を通して、どこでも働ける自由度の高い環境づくりの形成により、単に「作業じかん」を減らすだけでなく「創造じかん」「自分じかん」といった、「いいじかん」を増やすことで生産性の向上と創造性を高める新しい働き方に取り組み続けてまいります。
コニカミノルタジャパンが提供するテレワークの環境整備サービス
IT-Guardians(アイティ ガーディアンズ)リモートビューサービス
外出先や自宅などから、会社のパソコンにインターネットを通じていつでもどこでも遠隔でログインし、簡単、スピーディー、セキュアにリアルタイムでオフィスにいるのと同様のドキュメントの閲覧や業務を行うことが可能です。
Workplace Hub Platform Ready アプリケーション AKASHI
テレワークの普及に伴い、これまでの紙ベースやオンプレアプリケーションでの勤怠管理が難しくなっています。「AKASHI」はクラウドの勤怠管理システムのため、社外にいてもネット―ワークに繋がったパソコンやスマートフォンを利用して簡単に勤怠管理を行うことが可能です。
「いいじかん設計」を実践したコニカミノルタジャパンの効果
いいじかん設計について
コニカミノルタジャパンはこれまで、よりよい働き方とは何かを考え、自社実践を行い、得た知見をお客様にも提供してきました。働き方改革という言葉が一般的になった今、これまでの経験をもとに、これから私たちが目指そうとしている働き方の“あるべき姿”をあらためて考えまとめたコンセプトが「いいじかん設計」です。
働く人の時間を分解していくと、作業をコツコツこなす「作業じかん」、新しいアイデアを生み出す「創造じかん」、そして休み、育み、学び、視野を広げる「自分じかん」の3つがあると考えています。一般的な働き方改革の考え方は、主にこの「作業じかん」を減らすことに注目することが多いですが、減らすだけでなく、「創造じかん」「自分じかん」といった、「いいじかん」を増やすこと、すなわち、生産性・創造性を高めることが重要だと考えています。
https://www.konicaminolta.jp/pr/ejikan/
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- 「いいじかん設計」はコニカミノルタジャパン株式会社の登録商標です。
テレワーク推進賞とは
テレワーク推進賞は、一般社団法人日本テレワーク協会が「ICT(情報通信技術)を活用した場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」であるテレワークの一層の普及促進を目的として2000年より実施しているものです。学識経験者、テレワーク実践団体関係者などが審査委員となり、テレワークに取り組む目的が明確であるか、目的に基づいた具体的かつ的確な取り組みとなっているか、期待したとおりの具体的な成果が得られているか、などの視点から評価し表彰されるものです。
お問い合わせ先
コニカミノルタジャパン株式会社 マーケティング本部 広報宣伝部
E-mail:pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
TEL:03-6311-9460
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- ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。
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