コニカミノルタジャパン、Rollem Internationalと
B2デジタル印刷向け後加工機の国内販売提携
2018年7月30日
コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:原口 淳、以下、コニカミノルタジャパン)はRollem International(本社:アメリカ、社長:Larry Corwin、以下Rollem社)とRollem社製の後加工機(B2対応スリット&スタッカー等)について、7月26日に国内販売の提携を開始いたしました。
本提携によって、29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJET KM-1」とソフトウェア、および後加工機等を組み合わせたワークフロー全体のデジタル化を提案することが可能になります。
背景
「AccurioJET KM-1」は2016年の発売以来、国内外の商業・出版・パッケージ印刷市場で広く導入されてきました。その高品質、高安定、高生産という高い能力を最大限に引き出すために、印刷機単体に加え、ソフトウェアや後加工機等を含めた効率的な印刷生産工程構築が強く求められてきました。
(これらの後加工機をIGAS2018国際総合印刷テクノロジー&ソリューション展(7月26日~7月31日、於:東京ビックサイト)に実機展示いたします。)
29インチ枚葉UVインクジェット印刷機
Rollem社 社長 Larry Corwinコメント(訳)
Rollem製品の日本市場における販売において、コニカミノルタジャパンと協働する事はこれ以上の喜びはありません。コニカミノルタはデジタル印刷およびインクジェット技術の業界リーダーのポジションを確固たるものとしており、我々は日本およびその他の国々において、印刷および後加工ソルーションの提供においてコニカミノルタを密接に協力する事を誇りに思います。
Rollem社概要
アメリカ(本社)・イギリス(製造拠点)を拠点とするRollem社は、オフセット印刷されたトランプのスリット、集積、型抜き(角丸加工)、パッキングまでのワンパス自動化を実現したスリッターでスタートした加工機メーカーです。欧米市場ではトランプはカジノを中心に安定した需要があると同時に欠品、不良が許されない高精度、高生産を求められる厳しい市場で、長年スリット、集積の優れた技術を培ってきました。
- 本社1650 S.LEWIS STREET ANAHEIM, CA 92805
- 社長Larry Corwin
- 創業1992年
- 事業内容印刷用後加工機製造販売
本提携による取扱い開始機器
高精度、高生産B2サイズスリット&スタッカー ジェットストリーム
●主な特長
- KM-1最大サイズ(585 x 750mm)から任意のサイズに自動カット
- カット後に部単位でオフセットして(丁合)集積
- 挟み切りにより薄紙(4 / 6 90kg紙)に対応可能
- 2,000~3,000枚/時・B2の高速処理
- 印刷から断裁、丁合までスキルレス、ワンオペレーターで処理可能
●主な用途
本(ブックブロック)、ポストカード、ミシン入りチラシ、トレーディングカード、名刺等
高精度・高生産・省スペースロータリーダイカッター インシグニア
●主な特長
- マグネットシリンダーによる型変えの簡易化
- ダブルシリンダー(オスメス版)によりダイカット、クリースの高精度化
- 横針、咥え搬送により通紙の安定化、高精度化
- 2,000~3,000枚/時の高速処理
- ブランキングまでの自動処理化によりサックマシンのインライン接続可能
- 省スペース、簡易オペレーションにより商業系印刷会社での内製化可能
●主な用途
小ロットパッケージ、商業印刷会社のパッケージ内製化、ラベル、ファイルフォルダ等
コニカミノルタジャパンは今後も、商業・出版印刷に於ける生産効率の大幅な向上と、パッケージ印刷における小ロット、および新規事業の拡大を提案してまいります。
お問い合わせ先
お客様
コニカミノルタジャパン株式会社 PPG営業統括部 IP販売部
TEL:03-6311-9061
報道関係
コニカミノルタジャパン株式会社 広報・CSR推進部
E-mail:pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
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