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世界最高レベルの解像度のカセッテ型デジタルX線撮影装置
「AeroDR fine (エアロディーアール ファイン)」ラインアップ拡大
~フルサイズ(17×17)、 四切(10×12)新発売~

2018年2月20日

コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:原口 淳、以下 コニカミノルタジャパン)は、カセッテ型デジタルX線撮影装置「AeroDR fine (エアロディーアール ファイン)」にフルサイズ(17×17)と四切(10×12)モデルを追加ラインアップいたしました。

「AeroDR fine」は、デジタルX線撮影装置「AeroDRシリーズ」の新たなフラッグシップモデルとなる、世界最高レベルの解像度である100μmを達成したワイヤレスタイプのカセッテ型DR※1です。
今回、従来の半切(14×17)モデルに加え、立位・臥位専用機や救急ポータブル撮影などに最適なフルサイズ(17×17)モデルと、整形・小児領域における使い勝手向上が期待できる四切(10×12)モデルを追加する事により、より幅広い使用シーンでご利用いただけます。「AeroDR fine」がもたらす、高解像度/高感度/高画質により、診断精度の向上に貢献いたしますとともに、シリーズ共通でのMIL規格準拠の堅牢性とハンドリングの良さにより、高い安心感と信頼性を提供いたします。


AeroDR fine 1717HD
AeroDR fine 1012HQ


AeroDR fine 1417HD

AeroDR fineシリーズが新たなステージに

1. 様々な撮影の診断精度の向上へ

新たに四切・フルサイズをシリーズに加えた事によって、世界最高レベルのサンプリングピッチ(画素サイズ)100μmの使用領域が広がりました。より細かい画素サイズで確認したい小児画像においては、保育器内で使用できる四切サイズが高い効果を発揮、更に新たな画像処理「REALISM」を組合せることで、解像度を最大限に生かす高鮮鋭化を実現、診断精度の向上に寄与いたします。

2. 安心で安全な診断をサポート 優れたハンドリングと被曝線量低減

AeroDR fineシリーズでは、半切サイズ展開時に好評をいただいたカセッテ背面の凹みを他のサイズにも踏襲しています。軽量化に加えて患者様への背面への挿抜のしやすさ、パネルの持ちやすさが向上しており、広い撮影領域を持ちポジショニングが容易になるフルサイズでの回診車運用を安全に行うことが期待できます。
持ちやすさを向上した上で、更に落下性能については、米国国防総省の規格「MIL-STD-810G」※2に準拠した1.22mからの落下試験をクリアしており、安心して撮影業務に集中していただける環境を提供いたします。
患者様への被曝線量については、AeroDR fineシリーズではCRに対してX線照射量60%以上の低減を達成しており、より被曝線量に厳格な管理が要求される小児撮影においては、新たに追加された四切サイズが高い効果を発揮いたします。

3. パネル単独での撮影を実現 CR※3 カセッテのような使い方が可能に

AeroDR fineシリーズでは、コンソールが無くてもパネル単独で撮影が可能な「Aero Storage」機能を新たに搭載いたしました。パネル単独で撮影された画像データは、パネル内部メモリに一時的に保存いたします。例えばCR撮影時のように、回診車とAeroDR fineを持って行くことで撮影ができます。更にオプションとしてモバイル端末を使用することで、撮影タイミングやパネル情報を表示できる「Aero Indicator」を併用することにより、安心して撮影することができます。


Aero Storage動作時のパネル表記


Aero Indicatorの表記

主な仕様

製品名 AeroDR fine 1417HD AeroDR fine 1717HD AeroDR fine 1012HQ
製品タイプ カセッテ型ワイヤレスフラットパネルディテクタ
シンチレーター(蛍光体) CsI(ヨウ化セシウム)
外形寸法 384(W) × 460(D) × 15mm(H)   460(W) × 460(D) × 15mm(H)   282(W) × 333(D) × 15mm(H)  
重量 2.6kg 3.2kg 1.5kg
画素サイズ 100/200μm
画素数 3,488 × 4,256画素 4,248 × 4,248画素 2,456 × 2,968画素
耐衝撃 MIL-STD-810G※2
耐荷重 点荷重:180kg@40mmΦ 面荷重:400kg@有効画像領域全面
2辺支持荷重:130㎏
防水性能※4 IPX6
バッテリー種類/寿命 リチウムイオンキャパシタ※5(内蔵式)/パネル製品寿命同等

コニカミノルタジャパンは、今後も、医療用画像分野において最先端の技術開発に挑戦し、お客様視点に立った付加価値の高い製品とソリューションの提供を通じて、グループ全体の企業価値を一層高めてまいります。

※1:
Digital Radiography: 照射されたX線をセンサーパネルで受光し、ダイレクトにデジタル画像を得るため、一般的にCRよりも画質が良く、また即時性に優れる。
※2:
米国国防総省制定の落下試験規格「MIL-STD-810G」に準拠した試験をパスしています。各サイズのパネルについて1.22mより26カ所(角・辺・面)、規定に従い落下させて動作を確認する試験になります。なお本製品の落下性能での無破損、無故障を保証するものではありません。
※3:
Computed Radiography: 従来のX線フィルムに代わり、イメージング・プレート (IP)上にX線画像を記録し、これを読み取り装置でデジタル画像に変換する。
※4:
落下衝撃が加わった場合は防水性能(IPX6相当)を維持できない恐れがあります。本製品の防水性能は無破損、無故障を保証するものではありません。
※5:
キャパシタとは、静電容量(キャパシタンス)により、電荷を蓄えたり放出したりする電子部品の総称であり、日本ではコンデンサとも呼ばれている。

ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
「AeroDR fine」は「デジタルラジオグラフィー SKR 3000(製造販売認証番号:228ABBZX00115000)」の呼称です。

本件に関するお問い合わせ

お客様

コニカミノルタジャパン株式会社 ヘルスケアカンパニー 営業統括部
TEL:03-6324-1080

報道関係

コニカミノルタジャパン株式会社 広報・CSR推進部
E-mail:pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
TEL:03-6311-9091

ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。
お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

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