日本写真印刷コミュニケーションズ様が29インチ枚葉UV IJ印刷機「KM-1」導入
紙の風合いはそのままに、180を超える紙種対応可能
2017年6月1日
コニカミノルタジャパン株式会社
コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、このたび、日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:村瀬俊司、以下:日本写真印刷コミュニケーションズ)様に、29インチ枚葉UVインクジェット印刷機「AccurioJet KM-1」を導入いたしました。
日本写真印刷コミュニケーションズ様では、今回の導入を契機として、極小ロットから大量ロットまでロットフリーな生産体制を構築し、デジタルプリントビジネスを拡大していく予定です。
導入の背景
例えば高級書籍では読者は紙の風合いも合せて読書を楽しみますが、プレコートや専用紙を必要とするデジタル印刷機では紙の風合いを損ねてしまいます。そのため、印刷発注主であるお客様にとってデジタル印刷は、「注目はしているが、オフセット印刷と比べて品質的に満足できるものではなく、用紙の選択肢も少ない」というものでした。
AccurioJet KM-1導入のポイント
以下の2点から、日本写真印刷コミュニケーションズ様が掲げる「オフセット印刷とのシームレスでハイレベルな代替に見合うデジタル印刷機」として導入いただきました。
- 専用紙やプレコートが不要、また、180種を超える用紙において紙の風合いを損なわずにオフセット印刷同等の印刷再現が可能
(日本写真印刷コミュニケーションズ様評価による。2017年5月現在) - 印刷安定性、およびオフセット印刷機とのカラーマッチング精度が非常に高い
(印刷安定性:連続運転における色安定性や繰り返し印刷精度)
AccurioJet KM-1を活用したデジタル印刷システム:NDPとは
概要
出版物の少部数製作・ジャストインタイム納品による在庫リスク・廃棄ロスの低減、やOne to Oneマーケティング対応バリアブル(可変)印刷の提供を目的とした、従来のオフセット印刷とシームレスに代替可能な印刷システムのこと。
実績
- 美術書籍の小ロット再版
- 美術豪華本の復刻
- 絵本、写真集等の小ロット出版
- 受注システムからのジャストインタイムパンフレット再版等
お客様の声
「オフセット印刷と見分けがつかない」
「オフセット印刷の本の再版をデジタル印刷で行ってもまったく同じ紙が使えるので遜色が無い」
「小ロットでも採算が見合うので、販売機会を失わずに済んだ」
「使える用紙銘柄、斤量ともに幅広く、今後の用途展開についての発想が広がる」
今後の展開
過去の美術展覧会図録の再版など、これまでロットが制約となっていたお客さまの課題解決を図るとともに、オフセット印刷と同等品質でバリアブル印刷が可能という特長を活かし、商業印刷分野でのソリューションを拡充させていきます。
日本写真印刷コミュニケーションズ様:会社紹介
商号 | 日本写真印刷コミュニケーションズ株式会社 |
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本社所在地 | 京都市中京区壬生花井町3 |
代表取締役 | 村瀬 俊司 |
創業 | 1929年10月6日 |
設立 | 2015年4月27日 |
資本金 | 1億円 |
社員数 | 158人(グループ272人) ※2017年3月末現在 |
事業内容 | 出版印刷および商業印刷などの製品、ならびにサービスの企画、開発、生産ならびに販売 |
URL |
コニカミノルタジャパンは、今後もコニカミノルタグループが長年積み重ねたノウハウを具現化し、お客様に、そして社会に貢献し続けてまいります。
本件に関するお問い合わせ
お客様
コニカミノルタジャパン株式会社 お客様相談室
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報道関係
コニカミノルタジャパン株式会社 広報・CSR推進部
TEL:03-6311-9091
E-mail:pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
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