コニカミノルタジャパン、分散処理型IPカメラ
「MOBOTIX IPネットワークカメラシステム」の販売を開始
~セキュリティー利用にとどまらず様々なシーンで応用可能な
高性能IPネットワークカメラシステム~
2017年3月22日
コニカミノルタジャパン株式会社
コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:原口 淳、以下コニカミノルタジャパン)は、
MOBOTIX AG(本社:ドイツ ラングマイル、以下MOBOTIX社)の「MOBOTIX IPネットワークカメラシステム」の販売を3月22日から開始*1します。
一般的な監視カメラとは異なり、カメラ内にビデオ管理ソフトや記憶媒体を搭載し外部機器への負荷やネットワーク通信帯域を軽減できる負荷分散型システムです。カメラが自ら画像解析し通知することができるため、状態監視以外にも幅広い分野で活用されることが期待できます。
背景
近年海外で多発しているテロ事件、2020年に東京で開催されるオリンピックの警備に加え、自然災害に対する防災・減災にIPネットワークカメラの需要が今後更に高まることが予測されます。加えて、カメラから得られる映像データを集めて解析する事で、マーケティング分野などセキュリティーに留まらない付加価値情報を収集することが期待されています。
特長
1.負荷分散型システム
「MOBOTIX IPネットワークカメラシステム」は、カメラ内にビデオ管理ソフトと記憶媒体が搭載された負荷分散型システムです。カメラ内で録画ファイル生成などの各種処理を行うため、PC / サーバーなどの外部機器への負荷やネットワークのデータ通信帯域を軽減できます。
2.場所を選ばず設置可能な堅牢設計
全天候型カメラは堅牢性・耐久性に優れ、屋外の過酷な環境下でも作動します。広角レンズを使用することで監視カメラの故障原因になりやすいカメラを動かすためのモーター駆動個所をあらかじめ排除し、オプションを追加することなくマイナス30℃から60℃の環境下で動作します。屋外主要モデルのM15など「IP66」*2に準拠しておりますので粉塵や水にも強く、本体素材に高抵抗合成物(PBT樹脂)を使用することで耐衝撃等級は最高レベルの「IK10」*3となっています。
3.多彩なセンサー機能・アラート機能
カメラ内部のセンサーにより、画像だけでなく設置場所のさまざまなデータ(温度・動体・軌跡・動線密度)を取得し解析して、汎用性の高いAPI(*4)を活用して外部機器への入出力が可能です。*5
標準搭載のマイクとスピーカーで音声も含めた録画や、PC・携帯端末等との双方向コミュニケーション・自動アラート通知も可能です。
【商品ホームページ】
【MOBOTIX社について】
MOBOTIX社は、ネットワーク監視カメラとビデオマネジメントソフトウェアのメーカーで、ドイツをはじめとした欧州の強い販売網を中心に世界80か国で商品を販売しています。コニカミノルタ株式会社は、今後この領域における共同開発契約の締結をめざし、2016年にMOBOTIX社の株式の約65%取得しました。
- 関連リリース(コニカミノルタ株式会社)
「コニカミノルタ、独MOBOTIX社の過半数株式取得による技術獲得へソリューションサービス事業の展開を加速」
コニカミノルタジャパンは、センサー・カメラから取得したデータやビッグデータの解析と利活用のためのソリューションサービスを今後展開してまいります。
- *1
- 東京、大阪、名古屋での直接販売を皮切りに順次販路を拡大する予定です。
- *2
- IP66:JIS保護等級で、防塵、防水について示すものです。
- *3
- IK10:CE(ヨーロッパ規格) EN50102(1995年6月)に準じた電子機器筐体に対する外部からの耐衝撃保護に関する等級表です。
- *4
- API:Application Programming Interfaceの略で、情報機器間のデータやりとりのためのインターフェース。
- *5
- 機種によって搭載されているセンサーの種類が異なります。
本件に関するお問い合わせ
お客様
コニカミノルタジャパン株式会社 お客様相談室
TEL:0120-805-039
報道関係
コニカミノルタジャパン株式会社 広報・CSR推進部
TEL:03-6311-9091
E-mail:pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
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