介護業務全体を効率化する
「ケアサポートソリューションTM」の運用サービス開始
~介護現場のワークフローを変革~
2016年4月27日
コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、社長:原口 淳、以下 コニカミノルタジャパン)は、介護施設における現場の介護業務からバックヤードの記録業務まで一連の介護業務全体のワークフローを変革し、業務を効率化する「ケアサポートソリューションTM」を4月27日からサービス開始いたします。
高齢化社会による要介護者の増加と生産年齢人口減少による介護スタッフの不足は大きな社会的課題です。この課題を解決するため、介護現場の徹底的なワークフロー分析をもとに、コニカミノルタグループの光学・画像技術、センシング技術を活用して介護業務全体を効率化する「ケアサポートソリューションTM」を開発しました。
大手介護事業者様ご協力のもと、2015年より4施設の介護付き有料老人ホームにおいて運用評価を実施した結果、「ケアサポートソリューションTM」の導入により介護業務の労働生産性が約3割(*)向上することが見込め、また、入居者の安心、安全の意識の向上や介護品質の向上にもつながることが実証されました。
(*施設様の運用環境によって効果は異なります。)
「ケアサポートソリューションTM」では、コール発生時にスマートフォンにより入居者の行動を映像で確認することができますので、不要な駆けつけが削減でき、介護品質の向上が図れます。また、ケアに係る記録作成、閲覧と情報共有をスマートフォンで行えますので、転記ミス、転記の無駄、伝達遅れや連絡ミスを防止できます。これらにより、従来の介護業務を大幅に効率化する「ワークフローの変革」が行えます。
「ケアサポートソリューションTM」の主な特長は以下の通りです。
- 状況を「見てかけつけ」
お部屋での入居者の行動起点による通知により、介護スタッフはスマートフォンで状況を映像で確認できます。 - お部屋での転倒、ベッドからの転落時の「エビデンス」
入居者のお部屋での転倒やベッドからの転落が発生した場合に即時映像を記録、これにより介護スタッフは発生前後の状況を一目で確認できます。 - 呼吸による体動を常時監視し「安否確認」
入居者の呼吸による体動を常時監視し、異変が発生した場合の即時通知機能により、夜間の定期巡回を効率化できます。 - 確実でリアルタイムな「情報共有&配信」
介護スタッフ全員がスマートフォンを所持頂くことにより、入居者の情報をリアルタイムで共有・配信が可能です。 - その場で「ケア記録作成」
スマートフォンの音声入力や無線接続機器の活用により、記録忘れやミスを防止し、その場で入居者のケア情報を確実に入力ができます。
コニカミノルタジャパンは、今後も、お客様視点に立ったデジタルワークフロー変革の推進を通じて、新しい価値をご提供し続けてまいります。
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- 「ケアサポートソリューションTM」は、コニカミノルタジャパン株式会社が商標登録出願中です。
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報道関係
コニカミノルタジャパン株式会社 広報・CSR推進部 TEL:03-6311-9091
E-mail: pr@fusion.bj.konicaminolta.jp
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