コニカミノルタビジネスソリューションズ、
マイナンバー制度対策ソリューションを提供
~個人番号の収集に関する企業の作業負担を軽減~
2015年6月5日
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:和田幹二、以下コニカミノルタ)は、マイナンバー制度対策ソリューションを2015年10月から全国で提供開始します。
コニカミノルタが提供するのは、個人番号収集の際の作業負担を軽減し、安全に保管するためのサービスです。従業員自らが必要な情報を入力すればあとは自動的にデータを集めることができ、その情報は安全に管理されたクラウド上に保管されますので、この一連の作業に携わる部門の担当者の負担を軽減することができます。作業工程が削減されることから、情報管理の上でも有効です。情報の入力作業は、コニカミノルタの複合機※1、あるいはスマートフォンから簡単に行えます。
マイナンバー制度対策ソリューションの特長は以下のとおりです。
- 最も負荷の高い個人番号収集作業が簡単におこなえます
事業者にとって最も負担が大きいのは、個人番号の収集作業です。当社がご提案するフローでは、従業員が自らコニカミノルタの複合機やスマートフォンなどを利用して登録を行うため、情報を容易にシステムへ取り込むことができます。複合機を利用する場合、専用ソフトのガイドに従って簡単な操作で情報をとりこめる上、スキャンした画像の品質も一定になります。スマートフォンでも、必要書類を撮影し、専用webサイトで簡単に登録を行うことができます。 - 作業工程削減によるセキュリティ向上
マイナンバーの取扱いに関し、事業者は、適切かつ安心な情報管理が要求されています。従業員が自ら必要な情報を入力すると自動的に情報を取得するため、作業工程が短縮できます。紙を介した情報収集などアナログ作業が削減されることにより、情報収集の段階で発生しがちな転記間違いなどの人的ミスや、紙の廃棄時における情報漏えいなどの可能性が最小限に抑えられます。また、専用のWebサイトからCSV※2形式のデータファイルで情報を取り出すことができますので、既存の人事システムとの連携も容易にできます。 - クラウドサービスによるコスト抑制と情報漏えいの防止
収集したデータの保管にはクラウドサービスを利用しますので、最新の設備を低コストで使用でき、かつ、運用保守費用も抑制できます。データは安全に管理された状態で保管され、運用管理システムとの組み合わせやログ管理により情報漏えいの防止対策にもなります。
コニカミノルタビジネスソリューションズは、「Work Style Design Company」として、今後もお客様に新しい価値を提供し続けてまいります。
サービス開発の背景
マイナンバー制度の運用が始まる2016年1月から、事業者は、税務や社会保障関連の届出書類に従業員の個人番号を記載して行政機関などに提出する必要があります。このため、事業者は、全従業員の個人番号の収集作業が必要となるだけでなく、集めた個人番号を、そのほかの特定個人情報とともに安全に管理することが求められています。特に担当部門の方は、これまで経験のない大量の作業を短期間におこなわねばなりません。
サービス概念図
- ※1
- 専用ソフトウェアが対応している複合機での利用となります。
- ※2
- CSV(comma-separated values):ファイル形式のひとつで、項目をカンマで区切っているもの。