文教特化型ソリューション
紙文書のデータベース作成・管理システム 「SmartPost」をリリース
2014年11月25日
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、社長:和田幹二、以下 コニカミノルタ)は、2014年11月25日
文教市場特化型ソリューション「SmartPost(スマートポスト※1)」をリリースしたことをお知らせします。
コニカミノルタでは、2012年より、国立大学法人 大阪教育大学(以下 大阪教育大学)と「2次元バーコード(QRコード※2)」(以下QRコード)を活用した紙文書のデータベース作成・管理システムの共同研究を開始し、複合機(MFP)を活用した教育ICT分野でのソリューション開発を実施してまいりました。
「SmartPost」は大阪教育大学との2年間の実証実験結果をもとに、
これまで困難とされてきた「教育現場で日々発生する手書き文書」をQRコードを利用してデータベース化することで、学習成果の把握を支援致します。
また、これまで提出物の仕分けや保管に手間と時間を費やしてきたお客様は、その工数を大幅に削減することで、授業や学生と向き合うことに注力できます。
さらに、「SmartPost」は様々なICTツールと連携※3することが可能です。蓄積されたデータの二次活用をすることで、より充実した教育提供のご支援を致します。
コニカミノルタは、「SmartPost」をはじめとする様々なソリューションをご提供することで、教育の質の向上を支援致します。
「SmartPost」の活用事例
1. 教員による学生の学習成果の把握ツールとして
教員は、「SmartPost」によって蓄積されたデータから学生の過去の提出物を検索することで評価の指標としたり、学生の傾向分析をしたりすることで、学習成果を可視化することが可能です。
2.学生と教員の情報連絡ツールとして
学生から教員へのレポート等の提出は、QRシールを貼ったドキュメントをスキャンするだけで完了する為、効率的で確実な情報連絡が可能となります。
3.ゼミやグループワークでのアクティブラーニングツール※4として
研究レポート発表や、課題検討などのグループワークの際、タブレットPCやスマートフォン等のスマートデバイスを持ち寄り「SmartPost」サーバーにアクセスして情報を閲覧しながらペーパーレスのディスカッションが可能となり、アクティブラーニングツール※4としてもご利用頂けます。また、資料配布の手間や紙コスト削減、さらには紙の紛失などによる情報漏洩防止にも繋げることが可能です。
コニカミノルタは、お客様への約束「Giving Shape to Ideas」のもと、お客様のワークスタイルの変革・発展に寄与することを通じてより良い社会の実現に貢献し、社会から支持され必要とされる企業を目指してまいります。
- ※1
- スマートポストは大阪教育大学の登録商標(第5607245号)です。
- ※2
- QRコード:Quick Responseコードの略は、株式会社デンソーウェーブの登録商標で、日本で最も普及している2次元コードです。
- ※3
- 様々なICTツールとの連携は、案件毎に個別対応(ソリューション提案)させて頂きます。
- ※4
- アクティブラーニング:教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称
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- ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。
お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。