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コニカミノルタは、多様化する市場のニーズに応えるため、幅広い製品ラインナップを展開しています。長年培った技術力と革新への挑戦を礎に、お客様それぞれの課題に寄り添い、最適なソリューションを提供し続けています。私たちは、多岐にわたる分野で、未来を支える技術と製品を通じて、社会や産業の持続的な成長に貢献していきます。

製品

セルローストリアセテート(TAC)フィルム

  • 酢酸セルロースエステル樹脂を主要原料としたフィルム
  • 光学補償や薄さと平面性、高い機械物性を達成し、塗布加工にも適した硬いフィルムなどを製品として持つ

Technology Report:

品質安定性を向上させた新VA-TACフィルムの開発PDF
超薄膜 TACフィルムの開発PDF
液晶用新TACフィルムの開発PDF

SANUQI®︎

  • SANUQIは、耐水性、耐熱性、透明性に優れた特性を有するフィルム
  • 樹脂は、シクロオレフィンポリマー(COP)の一種で、耐水性・耐熱性・透明性に優れた特性を有する。

Technology Report:

溶液製膜による次世代光学フィルムの開発PDF
新世代COPフィルムSANUQI®の製品拡大とそれを支えるDX技術PDF

SAZMA®︎(アクリル系)

  • ディスプレイ用光学フィルムとして開発した次世代アクリルフィルム
  • 独自の処方とプロセスにより実現した、従来品にはない表面加工のしやすさと光学等方性を生かし、偏光板用途にとどまらず様々な最先端ディスプレイへの活用を進めている。

Technology Report:Comming soon

写真:耐水性、耐熱性、透明性に優れた特性を有するフィルムSANUQI®︎

製法

- 溶液型ベルト製膜技術を活かした高品質フィルム

フィルムの製膜技術には「溶融製膜法」と「溶液製膜法」があります。溶融製膜法はポリマーを熱で融解し、溶液製膜法は溶媒を用いて溶解・流延後、乾燥・延伸工程を経てフィルムを製造します。溶液製膜法は「ドラム方式」と「ベルト方式」に分類され、当社では乾燥時間の制御が容易で薄膜製膜に優れた「ベルト方式」を採用。これにより、高品質なフィルム製品を安定的に供給し続けています。

当社の技術は、光学分野で求められる高い精度と信頼性を支え、幅広い用途で貢献しています。

図:ベルト方式を採用した溶液型のフィルム製膜法

機能材料事業部 ヒストリー

コニカミノルタは、写真フィルム技術を出発点に、光学技術や材料技術の分野で数々の革新を生み出してきました。時代の変化とともに、技術や市場ニーズに柔軟に対応し、ディスプレイや高分子フィルム分野においても最先端技術を追求し続けています。その歩みの背景には、技術者たちの情熱と絶え間ない挑戦がありました。長年にわたる技術革新の歴史と、そこから生まれた数々のエピソードを、ぜひこちらからご覧ください。

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お問い合わせ

コニカミノルタ株式会社 機能材料事業部 事業統括部 営業部

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