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新入社員による「出前授業」を実施
~理科・科学への興味を育み、「キャリア教育」を支援する社会貢献活動~
2014年9月24日
コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、新入社員の社会貢献研修として中学・高校への「出前授業」を実施いたします。
コニカミノルタでは、「コニカミノルタグループ行動憲章」のもと企業人として社会に貢献していくことを目的に、新入社員を対象に社会貢献研修を開催しています。今年で3年目となる「出前授業」は、近年社会的に注視されている子どもたちの「理科離れ」や「キャリア教育のニーズ」を背景に、理科や科学に興味を持ってもらうことを狙いとしており、3都府県で実施いたします。
次世代を担う子どもたちを育む教育現場への企業の出前授業には、学校や地域社会からの高い関心が寄せられており、「理科離れ」が深刻化する中で、特に科学に親しむ機会を求めるニーズが増えています。今年4月に入社したコニカミノルタの新入社員全員(102名)が12のチームに分かれ、9月から11月にかけて、東京・愛知・大阪の中学・高校6校で出前授業を実施する予定です。授業では、複合機のコピープロセスを実例として、生徒が自ら実験を通じて静電気の性質について理解を深めることを狙いとしています。
また、実施校の先生がたからのご要望によりキャリア教育の視点も取り込み、各回の授業で「進路を決める」「会社で働くということ」などを、新入社員が自らの体験を直接生徒に語りかけます。これまでに参加した生徒からは、理科に対する興味が増したことだけでなく、「人生の先輩のアドバイスとして嬉しかった」「学校で学ぶことが社会で役に立っていることが実感できた」など、進路・将来に向けた前向きな感想をいただいています。
新入社員にとっては、比較的年齢の近い中学生や高校生に対して、難しいことをわかりやすく教える訓練になるとともに、事前の準備や実際の授業を通じてチームワーク、リーダーシップ、スケジュール管理やコミュニケーション・スキルなどの日常業務の実践力を磨く機会でもあります。4月の入社直後から約半年間、業務・研修の合間を縫ってチームごとに練り上げた授業計画の成果に大きな期待が寄せられています。
若い世代の理科に対する興味を育むとともに、社員教育とキャリア教育のシナジー効果を生み出す優れた取り組みとして、コニカミノルタの「出前授業」は、2013年12月に、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、社長:丸 幸弘)が主催する「教育CSR大賞」において、最高賞である「教育CSR大賞」を受賞しております。
コニカミノルタは、お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」のもと、「社会に支持され、必要とされる企業」をめざしています。若手社員が、さらに若い世代の理科や科学への興味を育むお手伝いをすることで、地域社会への貢献を一層促進していきます。