中高生向けの出前授業「コピー機の仕組み」を開催レポート公開
新入社員が先生になり、中学校・高校で授業を実施!
2012年から社員が講師となり、学校現場に出向き授業を行なう「出前授業」を実施しています。
「出前授業」は、企業人が行う授業のことで、特に、近年社会的に懸念されている「理科離れ」への対策として、また、キャリア教育の一環としても、地域社会や教育現場からのニーズが高い活動です。普段接している先生とは違った視点で、科学を生業としている企業人から授業を受けることで、子どもたちの理科・科学への関心を高めることを狙いとしています。
授業は、メイン事業の複合機を題材にした「コピー機の仕組み」です。
コピーの仕組みには学校で習う「静電気」の性質を利用しています。
新入社員が13のチームに分かれて、「どうしたら子どもたちにコピーの原理をわかりやすく伝えられるか?」「静電気にはどんな性質があり、コピーではどんな役割を果たしているのか?」「トナーが粉である理由は?」等をわかりやすく伝える工夫を考え、授業を行ない、コピーの仕組みを理解してもらいます。
また、「キャリア教育」の面からも、学生と社会人との違いを今一番感じている新入社員が今後の進路やキャリア選択についてメッセージを送り、将来のヒントにしてもらいます。
この「出前授業」を通して、理科・科学に興味を持つきっかけに、そして、将来について考えるきっかけになればと思います。