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新入社員による「出前授業」を実施
~「理科離れ」を防ぎ、「キャリア教育」を支援する社会貢献活動~

2013年8月29日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下、コニカミノルタ)は、昨年に引き続き、新入社員の社会貢献研修として中学・高校への「出前授業」を実施いたします。

コニカミノルタでは、「コニカミノルタグループ行動憲章」のもと企業人として社会に貢献していくことを目的に、新入社員を対象に社会貢献研修を開催しています。昨年度より、近年社会的に注視されている子どもたちの「理科離れ」や「キャリア教育のニーズ」を背景に、理科や科学に興味を持ってもらうことを狙いとした出前授業を開始しており、今年も3都府県で実施いたします。

次世代を担う子どもたちを育む教育現場への企業の出前授業には、学校や地域社会からの高い関心が寄せられており、「理科離れ」が深刻化する中で、特に科学に親しむ機会を求めるニーズが増えています。今年4月に入社したコニカミノルタの新入社員全員(112名)が13のチームに分かれ、9月から11月にかけて、東京・愛知・大阪の中学・高校6校で出前授業を実施する予定です。授業では、複合機のコピープロセスを実例として、生徒が自ら実験を通じて静電気の性質について理解を深めることを狙いとしています。

また、昨年実施校の先生がたからのご要望により、実験授業とあわせてキャリア教育の視点も取り込み、各回の授業で「学校での過ごし方」「進路を決めるということ」「社会人になってみて感じること」などを直接生徒に語りかけました。参加した生徒からも、理科に対する興味が増したことだけでなく、「将来に少しでも役立てられたら」「学校で学ぶことが社会で役に立っていることが実感できた」など、進路・将来に向けた前向きな感想をいただいています。今回も同様に、新入社員の体験談をキャリア教育に役立てていただく予定です。

新入社員にとっては、比較的年齢の近い中学生や高校生に対して、難しいことをわかりやすく教える訓練になるとともに、事前の準備や実際の授業を通じてチームワーク、リーダーシップ、スケジュール管理やコミュニケーション・スキルなどの日常業務の実践力を磨く機会でもあります。

コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」のもと、「社会に支持され、必要とされる企業」をめざしています。若手社員が、さらに若い世代の理科や科学への興味を育むお手伝いをすることで、地域社会への貢献を一層促進していきます。

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