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コニカミノルタ、「教育CSR大賞2012」部門賞を受賞
~新入社員による「出前授業」を通じ、理科・科学への興味を育む~

2012年12月27日

コニカミノルタホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)は、このたび、株式会社リバネス(本社:東京都新宿区、社長:丸 幸弘)が主催する「教育CSR大賞2012」において、新入社員による理科「出前授業」が「出前実験教室(中高生)部門賞」を受賞いたしました。

「教育CSR大賞」は、毎年学校教員、科学館スタッフ、企業を対象に、企業と教育現場が連携した先進的な取り組み事例を紹介し、教育応援活動の活性化を図ることを目指しています。今年の優れた取り組みのひとつとして、コニカミノルタの新入社員による「出前授業」が「部門賞」を受賞いたしました。

コニカミノルタグループでは、「コニカミノルタグループ行動憲章」のもと、企業人として社会に貢献していくことを目的に昨年度より新入社員を対象に社会貢献研修を開始しました。今年度は、近年社会的に注視されている子どもたちの「理科離れ」「キャリア教育のニーズ」を背景に、理科や科学に興味を持ってもらうことを狙いとした出前授業を実施しました。「コピー機のしくみを学ぼう」をテーマに、10月から12月にかけて、新入社員全員(111名)が、東京・愛知・大阪の3地区の中学・高校7校で、延べ13回の理科実験授業を行いました。授業を受けた生徒は延べ約450人にのぼります。

「出前授業」では、理科で学ぶ「静電気」が身近なコピー機でどのように働いているのかを、簡単な実験を通じて子どもたちに学んでもらえるよう、新入社員がチーム毎に授業の内容を考えました。むずかしいことをわかりやすく伝えるための工夫や、業務の合間に効率的・計画的に自ら時間管理を行いつつプロジェクトを推進する努力は社員自身の成長にもつながりました。

また、実験授業とあわせてキャリア教育の視点も取り込み、各回の授業で「中学・高校・大学・大学院での過ごし方」「進路を決めるということ」「社会人になってみて感じること」などを直接生徒に語りかけました。参加した生徒からも、理科に対する興味が増したことだけでなく、「将来に少しでも役立てられたら」「学校で学ぶことが社会で役に立っていることが実感できた」など、進路・将来に向けた前向きな感想もいただいています。

新入社員全員が参加し、自社の技術をテーマに科学の魅力を伝えるために半年間かけて試行錯誤しつつ開発したプログラムを、ゆかりのある地域の学校で実施しながら社会貢献する姿が今回の表彰で評価されました。

世の中から支持され、必要とされる企業を目指すコニカミノルタは、来年度も新入社員による「出前授業」を継続実施し、地域の社会的課題解決に協力してまいります。

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