アデレード・ブライトン様は、1882年に創業したオーストラリア全土で事業を展開する企業グループです。1,400人以上の従業員を擁し、建築、エンジニアリング、インフラ、資源など幅広い事業を展開しています。さらに、S&P/ASX100(オーストラリア証券取引所とスタンダード&プアーズによる株価指数を構成する同国の主要100社)にも採用されています。
会社名 | Adelaide Brighton Ltd |
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所在地 | オーストラリア |
設立 | 1882年 |
従業員数 | 1,400人以上 |
調達から支払いまでの業務プロセス、請求書管理の効率化
アデレード・ブライトン様では、基幹システムにSAP ERP※1を導入しており、この拡張にあたって、調達から支払いまでの業務の自動化と請求書管理が重要な課題となっていました。そこで、まずは同社最大の事業であるセメント・石灰部門に導入されることになりました。
今回のプロジェクトでは、調達から支払いまでの業務のうち請求処理プロセスのムダをなくし、業務を効率化するために、OpenText Vendor Invoice Management for SAP Solutions (SAP IM)※2を導入することにしました。
買掛金勘定を自動化し、業務スピードアップに貢献
コニカミノルタグループのオーストラリアにおけるITソリューション企業Stonebridge Systems社は、買掛金勘定をすべて自動化するソリューションを提案しました。
Stonebridge Systems社は、システムの設計から、インストール、品質監査、システム統合、受け入れテストまでをトータルに支援しました。とくに、企画段階では、お客様の経営層や、経理部門、技術の専門家などから組織されたチームと緊密に連携し、導入にあたっての要件を特定・確認・検証し、定義しました。さらに、運用開始にあたっては、お客様社内のサポートチームへの知識の移管と、導入教育を行うなど、最後までお客様を支援し続けました。
今回のソリューションは、あくまでSAPの既存システムの拡張として導入されました。従来のワークフロー機能を拡張し、なじみのあるSAP GUIに合わせた操作画面を組み込むことで、シームレスな使用感を実現し、システム変更によるユーザー側の影響を最小限にとどめました。これにより、導入費用を最小限におさえることができただけでなく、早速業務改善による効果が出てきています。