環境ラベル・認証等
クリックするとページ内の該当箇所へジャンプします。
環境ラベル
コニカミノルタでは、環境ラベルによって製品に関する環境情報を積極的に開示しています。
Type Ⅰ 環境ラベル
「Type Ⅰ環境ラベル」とは、環境負荷の少ない製品であることを第三者の機関が認定する環境ラベルです。
■ブルーエンジェルマーク
1978年、ドイツで導入された世界初の環境ラベルで、ドイツ連邦政府のエコラベルであり環境に配慮した製品やサービスに対して厳しい基準を設ける独立した信頼性の高いラベルです。コニカミノルタでは、1992年1月に複写機分野で世界初の認証を受けて以来、厳しくなる基準改訂に対応し認証を取得し続けています。
■国際エネルギースタープログラム
画像機器を対象とした省エネルギー制度で、基準を満たした製品が登録できます。日米両政府合意のもと1995年から実施されています。
コニカミノルタのプリンター・複合機・デジタル印刷システムのうち、2023年度、最新版の国際エネルギースタープログラム認証を取得した機種(※EUや日本で販売された同機種も含む)の売上比率は、54.0%となっています。
■エコマーク
公益財団法人日本環境協会によって、1989年に開始された、日本の代表的な環境ラベルです。コニカミノルタは、オフィス向けの情報機器製品では基本的に取得する方針としています。
■EPEAT(Electronic Product Environmental Assessment Tool)
米国の独立法人グリーン・エレクトロニクス・カウンシル(GEC)が認証の運営・登録を行っている、環境に配慮した製品の市場開発・販売促進を目的に設立された環境評価システムです。パソコンを対象に2006 年から運用が開始され、2013年には画像機器も対象に加わりました。有害物質の削減・禁止、省エネルギーだけでなく、回収サービスを含む、製品のライフサイクルについて全59 基準で評価され、製品は「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の3種類に分けて登録されます。
2017年10月には、アメリカからさらに認証範囲を広げ、カナダでのEPEAT認証を取得しました。
2023年度、コニカミノルタのプリンター・複合機・デジタル印刷システムのうち、EPEAT認証を取得した機種(※EUや日本で販売された同機種も含む)の売上比率は、65.8%となっています。
■中国環境ラベル(十輪マーク)
1994年に中国政府によって導入された中国の環境ラベルプログラムです。コニカミノルタのオフィス向けの情報機器製品では積極的に取得を継続しています。
■エコロゴ
1988年にカナダ政府によって設立された北米で最も権威のある環境基準・認証マークの一つです。コニカミノルタは、2009年に新設されたオフィス機器分野において、他社に先駆けて複合機の認証を取得して以降も積極的に認証を取得しています。
■オーガニックテキスタイル基準(GOTS)
テキスタイル(繊維製品)においては、その繊維がオーガニックであることを認証する制度がかつては数多くありました。それらを統一し国際的な基準とするために国際作業部会が結成され、2005年にオーガニックテキスタイル基準(GOTS)が策定されました。GOTSでは、繊維製品に使用するインクなどに対しても安全基準が設定されており、コニカミノルタではその基準を満たすインクとして2014年度に反応性染料インクの登録を申請、日本メーカーとして初めて登録されました。
■ZDHC MRSL
欧米の大手アパレル企業を中心に構成するZDHC(*1)による繊維製品および靴製品製造時の化学物質の適正管理を行うことを目的とした認証で、MRSL(*2)への準拠が求められています。テキスタイル(繊維製品)の反応性染料インクおよび分散染料インクにて取得しています。
*1:ZDHC:Zero Discharge of Hazardous Chemicals, 有害化学物質排出ゼロ
*2:MRSL:Manufacturing Restricted Substances List, 製造工程意図的使用禁止物質のリスト
■Bluesign®
繊維製品における環境配慮を求める声に応じてつくられたスイスに本部を置くブルーサイン・テクノロジーズによる認証で、素材に有害物質が含まれていないことや、素材の製造段階において水や土中、空気中に有害な成分を排出することが最小限に抑えられていることが求められています。テキスタイル(繊維製品)の反応性染料インクにて取得しています。
■ECO PASSPORT by OEKO-TEX®(エコテックス® エコパスポート)
エコテックス®国際共同体による認証の一つで、染料、顔料などに有害成分を含んでいないことを証明する認証です。テキスタイル(繊維製品)の分散染料インクにて取得しています。
■Global Recycled Standard (GRS)
繊維・素材産業におけるリーダーの創出を目的として2002年に創設されたグローバルなNPO組織であるテキスタイル・エクスチェンジによる認証の一つで、リサイクル素材の利用促進を目的として、有害化学物質の使用制限などが求められています。テキスタイル(繊維製品)の分散染料インクにて取得しています。
Type Ⅱ 環境ラベル
「Type Ⅱ環境ラベル」とは、企業が独自の基準によって製品の環境性を検証・認定するものです。
■コニカミノルタ 「グリーンプロダクツ認定制度」
コニカミノルタは、事業や製品特性に合わせた環境価値を創出し、お客様や社会での環境負荷低減と、自社の収益向上に貢献することを目的に、優れた環境性能を持つ製品を評価・認定する独自の「グリーンプロダクツ認定制度」を2011年度から導入し運用してきました。社会の変化とともにその評価する指標を見直し、従来からの製品による環境価値・環境負荷低減効果を評価するとともに、ソリューションによる環境・社会課題解決の貢献を認定する制度として運用しています。
Type Ⅲ 環境ラベル
「Type Ⅲ環境ラベル」とは、原材料の調達から生産、販売、使用、廃棄・リサイクルまで、製品ライフサイクル全体の環境負荷を定量的に把握し、公開する環境ラベルです。
■エコリーフ環境ラベル
コニカミノルタは、「Type Ⅲ 環境ラベル」である「エコリーフ」が開始された2002年から、この環境ラベルによって情報機器製品の環境負荷データを開示しています。また、「エコリーフ」には、環境負荷データを適切・有効に把握する仕組みを持つことを第三者機関が認定する「システム認定制度」があり、コニカミノルタは、複写機事業とプリンター事業で認定を取得しています。コニカミノルタのプリンター・複合機・デジタル印刷システムのうち、2023年度、エコリーフ環境ラベルを公開した機種の売上比率は、54%となっています。
グリーン購入ネットワーク登録製品
コニカミノルタは、グリーン購入法やグリーン購入ネットワーク(GPN)※のガイドラインに対応した製品をGPNのデータベース「エコ商品ねっと」に登録して、その情報を公開しています。
- ※
- グリーン購入ネットワーク(GPN):
グリーン購入の取り組みを促進するために1996年2月に設立された企業・行政・消費者のネットワーク。
グリーンプリンティング認証
日本印刷産業連合会が印刷産業界の環境自主基準として運営している認定制度で、印刷工場に対する認定と印刷工場が購入する資機材に対する認定が行われています。コニカミノルタではグリーンプリンティング資機材のドライトナー型デジタル印刷機の分野で認定を受け、登録を行っています。
「GP資機材認定製品一覧」よりコニカミノルタの登録製品を確認できます。
リサイクル対応型印刷物
公益財団法人古紙再生促進センターが印刷・情報用紙を中心とする用紙の古紙利用拡大を目的とし、印刷物のリサイクルにおいて阻害要因とならない資材を認定する制度で、日本環境省のグリーン購入法特定調達品目「印刷」の判断基準にも反映されています。コニカミノルタではリサイクル対応型ドライトナーの分野で認定を受け、登録を行っています。
「資材銘柄から選択する」の項目にある「リサイクル対応ドライトナー」より、コニカミノルタの登録製品を確認できます。