有機EL照明とは
有機ELってなに?
有機EL照明=OrganicLED
有機ELとは、「有機エレクトロルミネッセンス」の略です。簡単に言うと、特定の有機物に電圧をかけると、有機物が光る現象のことを指します。
有機EL照明は、英語ではOLED(Organic LED)と呼ばれ、その名通り発光原理はLEDと同様です。
なぜ光る?
「電気」を「光」に変える
有機物に電圧をかけて、2つの電極からそれぞれプラスとマイナスの電荷を持つ「正孔」、「電子」を注入します。
両者が発光層で出会うと、発光層である有機物はいったん高いエネルギー状態(励起状態)になります。
そこから、元の低いエネルギー状態(基底状態)に戻るため、有機層はエネルギーを光として放出します。
既存照明との比較
照明は「点」⇒「線」⇒「面」へと進化
コニカミノルタ有機EL照明の特長
写真フィルムやカメラの技術が進化した世界初、
フィルムタイプの照明
最大の特長は「薄い」「軽い」「曲がる」
有機ELディスプレイと照明の違い
有機ELディスプレイ | 有機EL照明 | |
---|---|---|
明るさ | 人間が直接見るための光。 明るすぎるとまぶしく、目の疲労につながる。 |
ディスプレイのように、人が直接光源を見るのとは異なり、照明は人が見たいものを照らす必要がある。 従って、ディスプレイより、さらに明るさが必要。 |
色 | 3原色の純粋な赤緑青が基本。それらを組み合わせることにより、フルカラーを表現する。 | 物体の色を忠実に再現するために、照明は、太陽と同じような白色が基本。 |
しくみ | 画像を作る必要があるため、小さなドット(ピクセル)を別々に光らせたり、消したりして制御する。 | ディスプレイのように、小さなドットを別々に制御はしない。 |
弊社では有機EL照明事業に特化した展開をしており、有機ELディスプレイ事業の展開はございません。
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