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「Dow Jones Sustainability World Index」構成銘柄に2年連続で採用
~経済側面の取り組みがセクター内で最高の評価~

2013年9月17日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下、コニカミノルタ)は、この度、世界的に権威のある社会的責任投資(SRI)指標の一つ「Dow Jones Sustainability World Index」(DJSI World)の構成銘柄に2年連続で採用されました。

MEMBER OF Dow Jones Sustainability Indices In Collaboration with RobecoSAM

DJSI Worldは米国のS&P Dow Jones Indices社と企業の持続可能性評価を行うスイスのRobecoSAM社が提示する株式指標で、経済・環境・社会の3つの側面から企業の持続可能性を評価するものです。今回、世界の大手企業2,500社を対象とする評価において、DJSI Worldには333社が採用され、日本企業はコニカミノルタを含む21社が組み込まれました。

同時に、コニカミノルタは「Dow Jones Sustainability Index」のアジア・パシフィック版である「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index」(DJSI Asia Pacific)にも5年連続で採用されました。

今回、コニカミノルタについては、イノベーションマネジメント及び危機管理などの経済側面における取り組みが「コンピューター・周辺・オフィス機器セクター」の中で最も高い評価を得ました。また、環境方針・マネジメントなどの環境関連の取り組みも高く評価されています。

社会課題の解決を企業の競争力向上や成長と両立させ、社会と企業の両方に価値を生み出す企業こそが、21世紀の社会の要請に応える“Sustainable(持続可能な)企業”であるとの認識のもと、コニカミノルタでは社会の質の向上に貢献する新しい価値の創造に取り組んでいます。特に、グローバルな課題である環境への取り組みでは、革新的な技術によってお客さまや社会の環境負荷低減に貢献し、且つ競争力の高い製品開発に注力しています。

地球温暖化防止の側面では、コニカミノルタグループの枠を越え、サプライチェーン全体にわたる、より大きな枠組みでの取り組みを推進しています。その一つが、原則的に国際標準であるGHGプロトコル*1 の基準に準拠した、サプライチェーンの上流から下流までのコニカミノルタの活動にともなうCO2排出量全体の算定です。2012年度のCO2排出量全体の算定の結果、材料・部品の調達や販売した製品の使用などを含む間接的な排出(スコープ3)が、排出量全体の70%を占めることが分かりました。今後は、これらの算定結果を踏まえて、関連するステークホルダーと情報を共有しながら、サプライチェーン全体でのCO2排出量管理と削減活動を進めていきます。

また、コニカミノルタは、幅広い領域で環境配慮型製品を世の中に提供し続けています。中核の情報機器事業の主力製品は、省エネ性能や再資源化(リサイクル)のレベルを向上し続け、厳格化する各国の環境基準に確実に対応しています。米国では、複合機16機種が環境アセスメント評価システムEPEAT*2 の最高ランク「ゴールド製品」として登録されています*3 。また、ドイツでは、カラー複合機「bizhub(ビズハブ)C554e」シリーズが、2013年1月から認定基準がより厳格化された環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の認証を「オフィス機器」分野において、電子写真方式の機種として世界で初めて取得しました*4 。このように、環境性能や環境負荷に対する国際的な要求の変化にいち早く応え、顧客満足度を高めた製品・サービスを創出すべく、商品企画の上流から開発部門と環境部門が密接に連携し、独自のコア技術を融合しながら環境技術の開発を推進しています。
※ 電子写真方式及びインクジェット方式の事務所用のプリンター、複写機、複合機(多機能複写機)が対象

2050年をターゲットとする長期環境ビジョン「エコビジョン2050」の実現に向けたアクションプランとして、コニカミノルタは、2015年度までをカバーする「中期環境計画2015」で重点テーマと具体的な目標を定めています。2015年度の目標達成を支える活動として「3つのグリーン活動」(「グリーンプロダクツ認定制度」「グリーンファクトリー認定制度」「グリーンマーケティング活動」)を展開しており、前述した様々な取り組みは、中長期のビジョンや計画に深く根ざしているものです。

なお、コニカミノルタは、DJSI WorldとDJSI Asia Pacificに加え、イギリスのFTSEグループの「FTSE4Good Global(フィッツィーフォーグッド・グローバル)インデックス」や日本の「モーニングスター社会的責任投資株価指数」の構成銘柄にも組み込まれています。また、RobecoSAM社のCSR格付けで最高クラスの「ゴールドクラス」選定、及びドイツのイーコム社(oekom research AG)によるCSR格付けでトップクラスの「Prime(プライム)」認定を受けております。

これからも、コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」のもと、「社会に支持され、必要とされる企業」をめざして、事業に密着したCSR(企業の社会的責任)活動を推進し、社会の持続的発展に寄与し続けていきます。

*1
GHGプロトコル:温室効果ガス(Greenhouse Gas: GHG)排出量の算定と報告のガイドライン
*2
EPEAT(Electronic Product Environment Assessment Tool):米国では政府機関を中心に調達要件として認定されている
*3
2013年9月17日現在
*4
2013年9月17日現在、「bizhub C554e」シリーズ及び「bizhub C754e」シリーズの計7機種が認証を取得している
  • bizhubはコニカミノルタ株式会社の登録商標です。

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