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コニカミノルタ独自のインターンシップ 社会貢献の一環として実施
カリキュラム及び実習の詳細
コニカミノルタ独自のインターンシップ「製品からみるコア技術と先端技術体感コース」の実施内容を、3日目に行われた「デジタル複合機の分解と技術解析」の実習に焦点をあてて、ご紹介します。
1日目: | オリエンテーションや自己紹介、社内見学などの導入から始まり、午後は、グループワークを通して、コニカミノルタのコア技術や環境対応を知ってもらいます。 |
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2日目: | 複合機などで画像を描く時の「電子写真プロセス」について学びます。 実験機を使って、グループワークで原理実験を行う体験学習を行います。 |
3日目: | 製品に実際に触れる体験学習を行います。機械・電気情報系のコースでは、デジタル複合機について、化学系コースではディスプレイ部材について、物理系コースではインクジェット関連の体験実習を行います。 |
4日目: | コニカミノルタの経営理念やビジョンの説明や、メーカーのありかたについてのディスカッションなどに続き、参加者の皆さんが、コニカミノルタについて感じたことを発表するプレゼンテーションを行います。 |
複合機の分解と技術解析
この体験学習で分解してもらう製品は、コニカミノルタのカラーデジタル複合機「bizhub C450」。参加者一人ひとりが少しでも多く製品に触れることができるよう、3~4名のグループごとに一台ずつ、新品同様の製品が割り当てられます。
【分解開始】
前日のカリキュラムで、複合機などが画像を描く時の「電子写真プロセス」についての講義や、実験機を使っての原理実験を行っています。そこで学んだ理論を、今日は実際の製品の中で確認できるとあって、参加者の皆さんも興味津々です。
分解の手順については、参加者にまかせられます。資料を参照しながらチームの中で相談しあいます。講師はポイントごとに説明やアドバイスを行いますが、作業は参加者が自主的に進めて行きます。
参加者コメント:
「事前に講義形式で、複合機の仕組みや原理の説明を受けているので、実際に現物に接してもわかりやすいです。」
【分解した機械を元通りに組み立てます】
取り外した多くの部品を全て元どおりに組み立てなくてはなりません。組み立てに当てられている時間は50分。分解する時より短い時間で組み立てることになります。
参加者コメント:
「一度分解したときに手順が分かっているので、それを逆にすればいいだけのこと。イメージが頭のなかにできているので、組み立てのほうが早くできます。」
部品は、間違った種類や向きでは、はまらないような工夫がされています。たとえば、カラートナーカートリッジも、色ごとに決まったスロットでないと入らないようになっています。機械の構造や原理を学んだ上での作業なので、興味はつきません。
他のコースの参加者の皆さんも、楽しく有意義に実習を終えました。
参加者全員での集合写真
参加者の皆さんのコメント
アンケートの回答から、参加者の声をご紹介します。
コニカミノルタにどんな印象を持たれたか、お尋ねしました:
「様々な最先端の技術が、いろんな分野で研究されている、夢のある会社」
「向上心が強く、複合機そして、更に医療技術にまでと新しい事に挑戦していく企業」
「社員がエンジニアとして誇りを持って働いている」
今後の就活の参考になると思われるかどうか、お尋ねしました:
「実習の面でも企業研究・業界研究すべて役立つ」
「エンジニアとして働くという事はどういう事か、その為にどうするべきか分かった」
「就職やメーカーについて、漠然と抱いていたイメージが明確になり、関心が深まった」
「研究者の実際を知る事が出来、会社選びの基準になった」
「会社というものが、全く未知の世界だったので参考になりました」
コニカミノルタは、これからも、学生の皆さんにメーカーで技術者として働くことの楽しさを感じていただくために、インターンシップを続けてまいります。