コニカミノルタ

コニカミノルタについて

人的資本:ダイバーシティ

多様性を歓迎する活動

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コニカミノルタのアプローチ

背景と課題認識

ダイバーシティの推進をイノベーションの創出につなげるには、国籍や人種、性別、年齢、専門性などの多様性を持った人財を擁するとともに、個々の従業員が多様な経験・視点を持つことも重要です。コニカミノルタは、多様な人財同士が、異なる観点からのアイデアをぶつけ合うことによってイノベーションが生まれると考えています。

目指す姿

コニカミノルタは、多様な人財が最大限の能力発揮ができるよう、従業員一人ひとりが持つアイデンティティが肯定され、社会的マイノリティに属する従業員であってもありのままの自分でいられる組織風土の醸成を目指します。

重点施策

「グループ共通のDEI推進を実践するための学びの場の提供/啓発活動の強化」施策の一つとして、社会的マイノリティが働きやすい環境づくりのためのプログラムやネットワーク活動をコニカミノルタグループで一体となって取り組みます。

また、コニカミノルタ(株)では、国内におけるキャリア人財の採用を積極的に行います。新卒採用においても、外国籍の方や、海外在住経験のある日本人を積極的に採用するなど、人財の多様性確保に努めます。

コニカミノルタグループで一体となった啓発活動

2017年度から日本国内グループ会社の従業員に向けて、役員やロールモデルへのインタビュー記事、社内のDEI推進好事例等を、社内ポータルサイトを活用して定期的に発信、また、全社プログラムを実施するなど、DEIの理解促進に取り組んできました。
2021年からは、海外も含めコニカミノルタグループで一体となった活動を推進するため、欧州、米国と日本のDEI推進担当が集まり、グローバルプログラムを企画、国際女性デーに連動したプログラムのほか、プライド月間(※)にあわせたプログラム等を開催しています。また、グローバルプログラムのテーマに沿った日本国内向けプログラムも同時期に開催し、より多くの従業員がDEI推進に参画できるよう取り組んでいます。
※6月はLGBTQ+の権利について啓発を促す「プライド月間」として世界的に認知され、各地でさまざまなイベントが行われています。

これまでのDEIグローバルプログラム

開催年月 テーマ 参加者数
2021年6月 RETHINK EMPOWERMENT
Unlock the Power of Diversity with Authenticity and Allyship
550名(グローバル開催)
100名(日本開催)
2021年11月 RETHINK OUR WORKPLACE WITH YOUR VOICE 800名(グローバル開催)
180名(日本開催)

2022年度DEIプログラム

2022年6月 RETHINK EMPOWERMENT
PROMOTING AWARENESS, INCLUSION, AND ALLYSHIP

2022年度も国際的なプライド月間にあわせ、LGBTQ+に関して、イギリス、アメリカ、オーストラリアのグループ会社で活動する当事者およびアライ(支援者)によるパネルディスカッションを開催、世界24カ国から約340名が参加しました。日本でも、外部講師として当事者とアライを招いたプログラムを開催、約150名が参加しました。
2021年のグローバルプログラムをきっかけに、欧州から各国のグループ会社へとアライ活動の輪が広がったことを実感できるプログラムでした。

2022年11月 TALKING ABOUT RACE: WHY IT STILL MATTERS IN THE WORKPLACE

職場における人種等の社会的マイノリティの課題を解決するにはどうすれば良いか、有識者を招き、参加者とのQ&Aを中心に開催、27カ国から250名が参加しました。
課題を解決するためには、目指す姿を明確にし、現状をデータで見える化、実現に向けたロードマップをつくること、そして何よりも、話しづらいことも含めて、率直な対話から始めることが大切であると学びました。

各地域でのネットワーク活動

コニカミノルタは、人種、性別、国籍、年齢、障がい、性的指向・性自認、宗教、民族等の従業員一人ひとりの違いを歓迎します。そのために、互いの違いを理解し合う活動を積極的に行っています。
例えば、コニカミノルタ(株)では、より職場の実情に沿った多様性推進に取り組む地域別「サポーター」活動や、ムスリムの従業員が中心となり開催した異文化交流会など、従業員一人ひとりが行動を起こすことができるよう支援しています。

DEIネットワーク「きっかけカフェ」:日本

2021年6月に開催した日本でのDEIプログラムへの参加を機に、DEIを学び、考えるための有志によるネットワークが立ち上がり、今後貢献できることは何かを幅広く話し合ってきました。
2022年度は、このネットワークメンバーが中心となり、より多くの仲間と交流し相互理解を深め、一人ひとりが輝けるきっかけの場とする「きっかけカフェ」を開催しました。ジェンダーやLGBTQ+を中心とした多様性への理解と障がい者が働きやすい環境づくりの2つのテーマでそれぞれ7回、計14回実施、参加者からは、「自身が持つ偏見に向き合うことができた」「自身の行動を見直すことができた」と好評でした。

LGBTQ+ネットワーク「Vibrant」:欧州、アメリカ

「Vibrant」は、2020年10月にイギリスで立ち上がり、「ウェルビーイング」「教育」「ネットワーク」の3つの基本理念のもと、活動を展開しています。2021年末に開催したオンラインイベント「Christmas Social」では、LGBTQ+への理解を深め、相互理解の重要性を認識することができ、「安心して働くことができる環境を創出している」というコメントも寄せられました。
また、2021年6月のグローバルでのDEIプログラムをきっかけに、アメリカにおいても「Vibrant」が立ち上がり、欧州との交流を図りながら活動しています。

性的指向・性自認の多様性を受け入れる環境整備

コニカミノルタ(株)では、性的指向・性自認の多様性を受け入れる環境整備に取り組んでいます。
2018年度には、「性的指向や性自認等に関する悩み相談窓口」を設置するとともに、全従業員対象のe-Learningを実施、社内ポータルサイトに掲載しています。また、社内の施設や設備についても、誰もが利用しやすいよう整備をすすめています。

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