私が愛する
天文台の街 あさくち
「見上げればいつも、山の頂にドームの姿があった。」
- 時間:11分
- 対象:一般
- 季節:四季
- 映像:全天周CG+実写映像
- 制作年:2016年
- 企画:浅口市・岡山天文博物館 様
あらすじ
戦後まもない1950年代、大型望遠鏡は、欧米に集中していた。
「日本も望遠鏡で世界の天文学の一翼を担いたい」
そんな大きな夢をのせた国家プロジェクトとして、天文台の構想はスタートした。建設地として白羽の矢が立ったのが岡山県浅口市。 日本で最もよく晴れ、天体観測に向いている場所と評価されたからだ。そして1960年、東洋一の大きさを誇る188cm反射望遠鏡が完成した。
それからたくさんの天文学者がここを訪れ、2003年には太陽系以外の星にある惑星を日本において初めて発見する偉業を成し遂げた。
さらに、探査を強力に後押しするまったく新しい望遠鏡が浅口市にやってくる。京都大学が建設中の宇宙一の技術が詰まった口径3.8mの反射望遠鏡。10km先にある五円玉の穴を撮影できるくらいの性能だ。地球以外のどこかの惑星にある、生命の息吹が浅口市で最初に見つかるかもしれない。私の街には、天文台がある。見上げればいつも山の頂に、ドームの姿があった。私たちはこれからもここで宇宙を見つめ続けていく。
サンプル映像
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