1969~月面着陸の真実~
地球外の天体に降り立ち、人類の夢を実現!
- 上映時間 20分/25分
- 対象 一般
- 季節 四季
- ジャンル 天文学
- 管理番号 E-98
あらすじ
月への挑戦、それは1960年代に激化するアメリカと旧ソ連の宇宙開発競争の大きなテーマであった。
そのような両国の試みを時系列で紹介しながら、69年の着陸、そして72年までの合計6回の着陸でわかった月面環境を紹介する。月面着陸が果たした意義や意味を今一度見つめなおす番組である。
サンプル音声
ストーリー
1.
現在、人類は宇宙でも活動ができるようになった。しかしスペースシャトルにしても、せいぜい上空数百Kmのところを飛行しているにすぎず、とても地球の外に飛び出したとは言えない。
しかし、既に35年ほど前、人類は地球から38万Kmもかなたの別世界「月」に到達していたのだ。
2.
1961年4月、世界初の有人ロケットを打ち上げ、地球を周回した後に戻るという快挙を成し遂げたのは旧ソ連だった。この時、初めて人間は大気圏を越えて宇宙に飛び出し地球を眺めたのだ。世界初の宇宙飛行士ガガーリンはこう語った「地球は青かった」。
3.
月へ人を送るための大切な準備、それは有人での宇宙飛行を成功させることと、月の世界を知ることだった。そのためNASAは月の世界を探る3つの探査計画を進め、たくさんの探査機を月へ送った。それによって、月の重力は場所により偏っていることなどがわかった。
4.
1968年12月、3人の宇宙飛行士を載せたアポロ8号がサターン5型ロケットで打ち上げられた。全長111m、打ち上げ時の総重量は3000t。現在ではこのような大型で強力なロケットはなかなかつくれないため、月に人を送ることも困難だと思われる。
5.
このミッションは成功した。有人宇宙船が初めて月を訪れたのだ!アポロ8号が月の周回軌道から撮影した地球の写真はあまりにも有名。この写真で世界は初めて宇宙から眺めた地球の丸い姿を見ることができたのだ。
6.
そして1969年5月、アポロ10号が月で最期のリハーサルを行った。月軌道周回船に一人を残して月面着陸船を切り離し、二人の飛行士が乗った着陸船は月面から高さ15kmの距離まで下降した。
7.
1969年7月、初の月面着陸を目指してアポロ11号が打ち上げられた。予定通り月へ到達し周回軌道から着陸船イーグル号を切り離した。イーグル号は、なんとか岩を避けて着地に成功した。人間が初めて地球以外の天体に降り立った瞬間である。
8.
アポロの月面着陸は合計6回、月面活動は合計で80時間に及んだ。
9.
*ここからビデオ+プラネタリウムの星+パノラマを使って、アポロ11号の宇宙飛行士が見た月面から見た空を再現する
*月面環境を紹介する話題をところどころに挿入する
*月面活動した宇宙飛行士がどのようにして地球に帰ったのかを紹介する
10.
現在においても、月へ人間を送ることは困難で危険を伴うミッションとなるであろう。 1969年、それは今もなお人類史上に大きな跳躍を刻み込んだ記念すべき年であった。
本ホームページに掲載中の画像・音声・シナリオ・文章はコニカミノルタプラネタリウム(株)
またはその他の著作権者が著作権を有しています。
無断で複製、掲示、配布することは著作権侵害となります。
プラネタリウム番組制作・販売についてのお問い合わせ
お電話・メールでお気軽にお問い合わせください。
- ※
- メールでのお問い合わせフォームからのお返事についてはお時間を要する場合がございますので、お急ぎの場合はお電話にてお問い合わせください。
03-5985-1711