銀河鉄道999~消えた太陽系~
松本零士原作「銀河鉄道999」のプラネタリウム版が登場
- 上映時間 30分
- 対象 一般
- 季節 四季
- ジャンル キャラクター番組
- 管理番号 E-69
©松本零士
あらすじ
松本零士原作「銀河鉄道999」はコミック、TV番組、映画で大ヒットを記録した作品です。銀河鉄道999に乗り込んだ鉄郎は旅先で様々な体験をします。その一つのエピソードを今回はプラネタリウム用に新たに設定し、最新天体映像なども取り入れました。
また松本零士先生には監修、ストーリーアイディアとともに、新キャラクターを書き下ろしていただきました。一部映像はCGによる走る999号などの動画も用意いたしました。星空を舞台に展開する「銀河鉄道999」はまさにプラネタリウムにぴったりの物語です。
ストーリー
1.
時は未来、人類は身体を機械化し永遠の生命を手に入れた。逆に生身の身体を持つものは少なく、鉄郎もその一人だった。
2.
鉄郎は機械の身体をタダでくれる星があると聞き、謎の女性メーテルと一緒に、銀河超特急999に乗り込む。999は見た目は古いが中身は宇宙を移動できる最新型高速旅客列車。
3.
ここ何日間か窓の外の風景も変わらず、鉄郎は長旅に暇を持て余す。宇宙は広いという車掌との会話から、星の数ほど女性がいるという話題になり、鉄郎はにやける。
4.
その話を聞いたメーテルは話を発展させ、人間の顔が一人一人違うように星も皆、違う姿をしていると言う。そしてハッブル宇宙望遠鏡の映像へと展開…その時、列車内に不思議な光が。
5.
衝撃とともに光りの中から現れたのはエターナルという女性。彼女は惑星クロノルナから送られてきたアンドロイド。テレポートされて列車の中に乗り込んだ。追い出そうとする車掌に鉄郎は、彼女の話を聞こうと言う。
6.
エターナルは惑星クロノルナの全生命のDNAを持っていた。惑星クロノルナの人々は、隣にある赤色巨星の危険を回避できず、エターナルに全てを託し、静かに滅んでいったのだ。
7.
話を聞いた車掌はDNA情報を機関車内のカプセルに保存する。999が通常運行を再開しようとした時、突如重力のバランスが崩れ、車掌の身体がバラバラになる。
8.
999は赤色巨星が進化したブラックホールに飲み込まれようとしていた。「全速力で脱出!」と叫ぶ車掌、だが重すぎる車体は制御不能になり徐々にブラックホールへ…とその時、機関車に衝撃が。
9.
エターナルが最後尾の客車を切り離し、999を身軽にしたのだ。そして使命を終えたエターナルはそのままブラックホールに飲み込まれて行く。
10.
「エターナル!」鉄郎はただ叫ぶことしか出来なかった。そしてエターナルは消えていった。「鉄郎さん、あなたの手は温かかった…。」という言葉を残して。
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