コニカミノルタ

Webマガジン ハカル力

製品紹介

マシンビジョンカメラと外観検査用イメージング輝度計の違い

計測機器用カメラならではの画像品質の高さ

外観検査用のカメラには、マシンビジョンカメラが多く使われています。
しかし、マシンビジョンカメラでは極めて小さなキズ打痕や細かい汚れを検出できない課題があり、それを解決できるのがRadiant Vision Systemsイメージング輝度計を使った外観検査装置です。

計測機器用カメラならではの実力

違うポイント1:カメラレンズによる「キャリブレーションの実施」
Radiant Vision Systems社製イメージング輝度計は、測定値の再現性や繰り返し性が必要となる計測器用カメラでもあるため、カメラとレンズセットで全てキャリブレーションをしております。
すでにキャリブレーションを行っているため、お客様でそのまま活用ができて安心です。また、カメラ複数台ご使用時も安定した画像品質が得られます。

違うポイント2:測定エリアの均一な画像品質
通常のマシンビジョンカメラですと画像の中心と端では、明暗及び画像品質ムラが発生する可能性があります。
それに対してRadiant Vision Systems社製イメージング輝度計カメラは、キャリブレーションの実施によりムラの無い高品質の測定画像を得ることが可能です。
欠陥が測定画像範囲のどこにあっても、拡大してもクリアな画像が得られます。

違うポイント3:計測機器であること
要求される品質管理レベルが計測機器として担保されているため、画像品質においての信頼性、安心が得られます。

マシンビジョンカメラとのガラスキズ画像の差

「測定エリアの均一な画像品質」に関して、以下は29万画素タイプのイメージング輝度計と71万画素高分解能のマシンビジョンカメラで検査したガラスキズ画像のグレースケール断面(イメージング輝度計の場合は輝度断面)を比較した図です。

ガラスキズの画像の断面を見ると、特に低輝度ダークスケールの情報がマシンビジョンカメラでは欠損しています。単純な高分解能なカメラだけでは高品質な画像を得ることはできません。
一方、Radiant Vision Systemsイメージング輝度計の画像は高輝度から低輝度のダークスケールの情報もしっかり捉えることができるため、高品質な画像を得ることができ、確実にキズも検出できます。

どのエリアでもクリアな画像を取得

製品情報

イメージング色彩輝度計
ProMetric シリーズ

Radiant Vision Systems社製 ProMetric シリーズは、国際照明委員会CIEにより規定される輝度・色度評価が可能で、研究開発から製造段階の検査まで幅広い用途で活用できます。
また、高解像度のセンサーにより、ディスプレイ、バックライト部品、光源、部品などの生産現場で威力を発揮します。

おすすめコンテンツ