コニカミノルタ

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(修理・校正・点検)

定期点検が必要な理由

私たち人間がどんなに鍛えていても年数が経過すると体にガタがくるように、どんなに高性能な製品でも長時間の使用による老朽化は避けられません。設置場所の使用環境や使用頻度などによって、性能変化を招く要因はさまざまです。
そのため、製品本体を常に高精度に維持し、突発的な不具合を予防するために定期点検をおすすめします。

積分球ユニットの内部状態比較

下図は分光測色計の積分球ユニットの内部(測定試料に照射する均一光を作り出す部分)の使用状態の比較例です。
点検をせずに使い続けると、内部が下図のような使用状態になる危険性があり、測定値が仕様をはずれ、ユニット部品の交換が必要になる場合があります。
安全と安心を維持する車検のように、計測機器にも定期的な検査と整備が必要です。

製品本体を常に高精度に維持する

使用環境の悪さや過酷な使用を続けることによって、機器の光学系部分にゴミ・埃の堆積や退色などが発生し、高精度な測定ができない状態になります。使用経過による構成部品の劣化は避けられませんが、機器の状態にあわせた適切な調整により、精度の高い測定を発揮し維持できます。

※定期点検では機器の状態を確認し、測定値の校正(調整)を行います。

定期点検をしていない場合
定期点検をしている場合

突発的な不具合を予防する

一般的な概念として、不具合が発生する割合(故障率)は、右図の3つの期間に分けられます。
「摩耗故障期」とは、使用経過に伴う部品の摩耗や劣化により故障が発生する時期で、使用状況や環境にもよりますが、定期的な点検を行わないと、その時期が早まり突然の不具合が発生したり、或いは高額なユニット部品の交換が必要となる恐れがあります。
定期的に点検し、劣化・摩耗した部品を清掃・交換することで、予防保全を図ります。

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こんな方におすすめ

  • 毎年、定期的に点検・校正を実施している方
  • 不具合時や定期点検・校正依頼中に代替機が必要な方
  • ISO品質マネジメント関連で、機器の点検・校正などの履歴管理を必要とされている方
  • 維持管理費用を予算化されている方

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