オフィス不動産仲介のプロが教える!
失敗しないオフィス物件の選び方


はじめての移転/リニューアルでも安心!担当者必携の一冊
『オフィス移転マニュアル』

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移転マニュアル

こんにちは!アカウントマネージャーのNaraです。

今回のブログでは失敗しないオフィス移転をするために特に、「オフィスの物件選び」についてどこに注意したら良いのかを不動産仲介のプロである【オフィスナビ㈱西川部長】に一問一答形式で教えてもらいましたので、ご紹介いたします。これからオフィス移転を予定している担当者様やオフィス探しを検討している方必見です。

失敗しないオフィスの物件選びのポイント(1問1答)

Q)オフィスを探すときの不動産仲介業者を選ぶポイントはありますか?

オフィスナビ 西川様:オフィスビルを提案するだけでなく、オフィス移転・新設に付帯するもの(レイアウト作成など)をワンストップで提案してもらえるかどうかは検討材料の一つになると思います。

Q)初めてのオフィス移転でノウハウがありません。まずは何から始めたらいいですか?

オフィスナビ 西川様:移転の目的をしっかり決めること、目的の中で優先順位を定めておく事は大切です。「人数が増えて狭くなったために増床移転をする」などの主たる目的以外にも、社員の交通利便性向上、コスト削減、広告宣伝効果、etc、移転によって同時に叶えられることはたくさんあります。その中でも優先順位がしっかり決まっていると物件を絞り込む際に役立ちます。

Q)オフィスの選定を依頼するときに必要な情報は何がありますか。

オフィスナビ 西川様:単純な賃料予算、必要面積などの諸条件だけでなく、今後の事業計画、従業員がオフィスに求めているもの、現状のオフィスの不満点なども共有いただけるとお客様にとってよりよい物件のご提案に繋がると思います。

Q)移転するときは、何か月前からオフィスを探し始めたらよろしいですか

オフィスナビ 西川様:規模によって異なりますが、最短で1ヶ月でもご移転は可能です。社員数が数十名以上いらっしゃる場合は、半年~1年以上前から今後の事業計画に沿って検討を開始すると良いと思います。現在のオフィスの解約をする場合の予告期間や途中解約の違約事項がないかなどを事前に把握しておくことが大切です。オフィス移転を戦略的に行うには2,3件後の未来の計画も考えていたほうが、よりよい物件を選択できることに繋がります。

Q)移転場所を選ぶポイントはありますか?

オフィスナビ 西川様:従業員の利便性、取引先との距離などの交通の便で検討される方が多いですが、物件を探していく中で、当初考えていなかった場所でも候補となりえる立地が出てくることは多いため、明確な理由がない場合は場所を絞り込み過ぎない方がいいと思います。交通機関以外(飲食店の数や銀行・公共機関への距離など)も移転後の従業員満足度を高めるためには大切なポイントです。 

Q)社員数に対して、どれくらいの広さが目安に探せば宜しいですか。

オフィスナビ 西川様:目安はお一人あたり2~4坪程度の計算です。使用される会議室の数や倉庫スペース等、執務室以外のスペースで変動があります。

Q)移転コストに余裕がありません。極力コストを抑えたいのですが、何か良い方法はありますか?

オフィスナビ 西川様:前のテナントの造作物を引き継ぐ「居抜き」賃貸がオフィスビルでも流行しています。初期の内装工事費用を抑えることが出来、即日利用開始できるものが多いこともメリットになる場合があります。また、物件によっては敷金・礼金などのコストが無で相談できるものもありますので、事前にご要望を仲介業者へ伝えておくと良いです。

Q)50坪・坪単価20,000円ほどのビルへ移転を計画しておりますが、移転にかかる期間/費用はどれくらいですか

オフィスナビ 西川様:物件の検討で約1~2ヶ月間、内装の検討・引越しの手配などで約2ヶ月、内装工事で約1ヶ月と4~5ヶ月程度あれば問題ございませんが、内装の仕様によっては最短で1ヶ月~対応は可能です。敷金で約1000万、またあくまで一般値となりますが、内装工事、引越費用で約1000万、その他費用で、合計約2000万程度の予算が想定されます。

Q)見てみたい物件がありますが、内覧は可能ですか?また、遠方の為、現地が見れませんが何か良い方法はありますか。

オフィスナビ 西川様:内覧はもちろん可能です。まだ現在の入居者の方がいる場合は、前もっていくつかの候補日をお知らせした上での手配となります。当社でも人気のサービスの「VR内覧」をご利用頂ければ、現地に行かなくても、周辺環境からビルの共用部、貸室の雰囲気をPC上でご覧頂くことができます。遠方の場合はこういったサービスを上手くご利用頂き、事前にある程度候補物件を絞り込んだ上で、最終的な内覧に行かれると手間が省けます。

Q)最近のオフィス移転のトレンドがあれば教えてください

オフィスナビ 西川様:上記に記載した「居抜きオフィス」もトレンドですが、働き方改革の一環で、会社の主だった部署以外は固定スペースを設けず、外部のシェアオフィスやコワーキングスペースを有効活用するような企業様も増えています。営業人数の多い企業様の場合、主要駅の近くで出先の従業員が利用できるスペースが複数あると業務効率化に繋がるため、こういったサービスを積極的に取り入れています。

オフィスはコストから投資に。

オフィス選びも「社員○○名分の物理的に働く場所を選ぶ」という形から「働き方に合わせて戦略的に選ぶ」形に変わってきていると感じました。中長期的に社員がどう働きたいかや企業がどう成長していきたいのかを見据えながら、「今」必要なオフィスを選ぶことで効果的なオフィス選びができそうです。

コニカミノルタでは、今回ご回答頂いたオフィスナビ様などの物件仲介業者様のご協力もいただきながら、物件探しからオフィスデザインや引越作業まで一括してサポートさせていただいております。働き方に合うオフィスにお悩みのお客様はぜひお問い合わせください。

コニカミノルタ社員のリアルに働く「いま」を見れる「オフィス見学ツアー」も毎日開催中です。

▼執筆にご協力いただきました▼

オフィスナビ株式会社 東京営業本部 部長 西川 浩
大阪営業部から渋谷支店長を経て現職

オフィスナビ株式会社(https://www.office-navi.jp/)
設立 2002年8月

本社オフィス:大阪市中央区南本町4丁目5-79階
その他全国に7拠点


賃貸オフィスを中心とした事業用不動産仲介業、レンタルオフィスの運営などVR内覧、VRレイアウトの作成など最新のツールを利用した物件のご提案が全国で可能
オフィス仲介件数 延8000件以上 取扱物件数は業界最多!物件探しは「オフィスナビ」で!  

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