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オフィス移転コンサルに依頼するメリット
オフィス移転コンサルに依頼することによって、具体的にどのようなメリットを得られるのでしょうか。主な9つのメリットを紹介します。
メリット1:オフィス移転の省力化につながる
オフィス移転は膨大な量の工程を必要とします。オフィス移転コンサルに依頼することで移転に関わる業務を一括して委ねられるため、通常業務の時間を確保しやすくなる点が大きなメリットです。一般的に、オフィス移転には半年程度の期間が必要といわれています。半年もの間、オフィス移転担当者に大きな時間的・心理的・物理的な負担がかかり続けるのは避けたいと感じる事業者様も多いことでしょう。オフィス移転コンサルを活用することでこうした負担を軽減し、省力化を実現できます。
メリット2:さまざまな業務を代行してもらえる
オフィス移転コンサルではアドバイスのみに留まらず、移転に関する業務の代行もしています。レイアウト案の調整や什器の選定、工事業者や引っ越し業者とのやり取り、各種手続きなどを一括して代行してもらえるのです。社内担当者が担うべき役割は、オフィス移転コンサルの提案内容について社内調整を行うことと、各方面の業者との契約を締結することがメインとなります。オフィス移転に伴って発生する業務の負担が大きく軽減されるでしょう。
メリット3:新オフィスの物件探しをサポートしてもらえる
移転先となる新オフィスの物件探しについても、希望条件を伝えておくことで選定を代行してもらえます。社内担当者は提案された物件を検討するだけで済むため、時間や労力を大きく削減できるでしょう。オフィス物件の中には、一般的な不動産仲介業者があまり積極的に紹介しない「手数料なし」の物件も含まれています。オフィス移転コンサルが介在することにより、こうした物件も含めて紹介してもらえる可能性が高まる点もメリットの1つです。
メリット4:専門家によるアドバイスを得られる
>オフィス移転コンサルは、オフィス移転に関する高度な専門知識を備えています。専門家によるアドバイスを得ることによって、理想とするオフィスの条件を叶えやすくなるでしょう。また、オフィス移転にはトラブルが付き物です。何らかのトラブルが発生した際にも、専門家による的確なアドバイスがスムーズな解決へと導いてくれます。頻繁に実施することのないオフィス移転だからこそ、専門家によるアドバイスが役立つのです。
メリット5:連絡窓口が一本化される
オフィス移転前後には、多方面の業者とのやり取りが発生します。内装工事業者や設備工事業者、引っ越し業者などと連絡を取り合うだけでも、担当者の負担は相当なものになるでしょう。オフィス移転コンサルに依頼することにより、連絡窓口を一本化できます。やり取り自体はオフィス移転コンサルが代行してくれるため、社内の担当者の負担が軽減されるのです。
メリット6:工事業者の紹介・相見積もりの調整をしてもらえる
オフィス移転コンサルは工事業者との関わりが深いことから、各業者の特性や実績について独自の情報を保有しています。信頼できる業者を見極めてもらえるため、業者の選定に失敗するリスクを低減できるのです。また、工事費用などの見積もりが適正な価格になっているか、相場や業界水準をもとに判断してもらえます。見積もり項目の過不足を指摘し、追加費用の発生などのトラブルを未然に防ぐ効果も期待できるでしょう。
メリット7:オフィス移転費用を抑えられる場合がある
オフィス移転コンサルは、工事業者や不動産業者との条件交渉にも長けています。的確な条件交渉により、移転費用を抑えられるケースも少なくありません。移転の進め方に関しても、無駄のない工程・スケジュールを提案してもらえるため、想定以上にコストがかさんでしまうリスクを抑えられるでしょう。オフィス移転コンサルへの委託料はかかるものの、トータルで見ると移転費用を抑えられる場合があります。
メリット8:移転後のフォローを受けられる
オフィス移転コンサルのサポートは移転後も続きます。什器の追加や交換、レイアウト変更、通信ネットワークの改善、不具合対応といった各種フォローを受けられることは、オフィス移転コンサルに依頼するメリットの1つです。移転後の効果検証と改善策の実行は、オフィス移転を成功させる重要なポイントといえます。アフターフォローも含めて対応してもらえれば、移転後のトラブルやイレギュラーの発生時にも安心して相談できるでしょう。
メリット9:空間コンサルティングサービスを受けられる
オフィス環境は働き方や会社の風土、理想とする組織像などと深く関わっています。こうした視点を踏まえた「空間コンサルティング」にもとづくサービスを受けられることも、オフィス移転コンサルを活用するメリットの1つです。コニカミノルタジャパンでは、お客様の課題や理想とするオフィス環境を元に、オフィスデザインをロジカルに導く空間コンサルティングサービスを提供しています。働く環境や働き方の最適化、コスト最適化、DX推進など、空間デザインの手法を取り入れることで総合的な観点からお客様の課題解決が可能になるのです。
オフィス移転コンサルに依頼するデメリット
オフィス移転コンサルへの依頼には、デメリットとなり得る面もあります。次の2点については、オフィス移転コンサルを活用するにあたって慎重に検討しておく必要があるでしょう。
デメリット1:コンサルティング費用がかかる
外部のサービス事業者にコンサルティングを依頼する以上、委託料がかかるのは避けられません。コンサルティング費用が必須となる点は、オフィス移転コンサルに依頼するデメリットといえます。ただし、工数削減や移転業務の負担軽減により、総合的な時間・費用の削減が見込める可能性もあります。トータルで見てコスト削減につながるのであれば、コンサルティング費用がかかること自体は大きなデメリットにはならないでしょう。
デメリット2:サービス事業者の見極めが必要
オフィス移転にあたって重視するポイントは企業ごとに異なります。自社にとって解決すべき課題に対応できる事業者を選ぶことが重要です。前述の通り、オフィス移転コンサルと一口にいってもさまざまな業種の事業者が存在します。一般的には本来の専門分野が最も得意とする業務内容となるケースが多いため、自社の課題と事業者が得意とする分野を一致させる必要があるでしょう。重視したいポイントが複数にわたる場合は、幅広いニーズに対応可能なオフィス移転コンサル専門会社を活用するのがおすすめです。