コニカミノルタは、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方に必要な空間を考え、7つのカテゴリーに分類してABWオフィスを実現。さまざまなシーンで実際に働いた社員の声もご紹介しています!ご参考にぜひご覧ください。
Download日本最大規模の働き方改革イベント「第7回 [関西] 働き方改革EXPO」にコニカミノルタジャパンが出展しました!大阪で開催され、弊社空間デザイン統括部としては、初めての関西での大型イベント。明確な課題を感じてご来場された方も多く、3日間で大勢のお客様にブースにお立ちよりいただきました。注目度の高かった人気のコンテンツをスタッフとともにご紹介します!
こんにちは!空間デザインチームのプロモーション担当 Sassa です。
2022年11月16日(水)から18日(金)の3日間、インテックス大阪にて開催された第7回 [関西] 働き方改革EXPOに空間デザインチームが出展しました!コニカミノルタは、働く人のじかんの整理・最適化を目指す『いいじかん設計』を軸に、スモールスタートできる課題別レイアウトのご紹介や紙文書の削減・運用管理、弊社大阪オフィスの働き方改革の取り組みと実際の効果など、快適な働き方・働く環境の実現に向けたコンテンツを展開しました。
今回は、特に注目度が高かった展示コンテンツを中心に、展示会の様子を交えてご紹介します!
目次
ペーパーレス・ペーパーストックレスで通天閣42本文の紙を削減
まず目に飛び込んでくるのが、「通天閣42本分の高さの紙を削減」というインパクトのある文字!こちらをきっかけに、ご来場者のみならず、出展社の方からも多くお声をかけていただき、取り組みや秘訣などを解説させていただきました。
そのカギとなるのは、ズバリ2つ。
① 紙を減らす
② 紙を増やさない <POINT!>
“紙が多く、減らしたい!”と思われる方が多いですが、紙にはライフサイクルがあり、減らした後の増やさないための運用の見直しが大切です。我々コニカミノルタも一度ペーパーレス化に取り組んだ後、リバウンドを経験し、運用の大切さを痛感しました。その後、再度紙削減と運用の改善を実施し、86%の紙文書の削減に成功しています!
※コニカミノルタのスタッフ
コニカミノルタジャパンの紙文書削減の取り組みは、以下の記事でもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
まだ残る葛藤。「なぜコニカミノルタがオフィスデザイン?」
「なぜコニカミノルタがオフィスデザイン?」
こう思われた方も中にはいるのではないでしょうか。
そのほか、会場では「複合機じゃないの?」「カメラは?」といったお声もありました。
まだまだ、複合機やカメラの印象が強いのですね。頑張らねば!!
コニカミノルタジャパンがオフィスデザインに取り組む背景には、2013年から自社で取り組んでいる働き方改革が大きく影響しています。
本社オフィスの移転、フリーアドレスや全社員対象のテレワークの導入、ペーパーレス化など、「いつでもどこでも誰でも働ける環境づくり」の実現により、様々な角度から働き方や環境改善のノウハウを蓄積。また2021年には、ニューノーマルな働き方に向け、ABWの考え方を取り入れ、本社オフィスをリニューアルしました。
こうして培ったノウハウをお客様へ還元し、快適な働き方の実現の手助けになればという想いでサービスとしてご提供しています。
こうした取り組みから生まれたのが、『いいじかん設計』という“じかん”の質を高め最適化する、という考え方。「作業じかん」を減らし、「創造じかん」「自分じかん」を増やすなど、生産性や創造性を高める仕組みづくりの実現を目指しています。
2021年にリニューアルを行った東京 浜松町オフィスをはじめ、全国6拠点*でオフィス見学ツアーも実施中なので、ぜひお気軽にお越しください!
※開催場所:東京、大阪、札幌、仙台、名古屋、福岡
〇〇でコミュニケーション活性化した社員が13%増
コニカミノルタのオフィスリニューアルや働く環境の効果は、社員アンケートにて収集・分析しています。役員クラスを巻き込んだフリーアドレス、自然と人が集まるマグネットエリア、偶発的な出会いを生む動線設計などにより、部門階層を超えて気兼ねなく会話ができるようになったと回答した社員が13%増加。
― こうしたノウハウを元に、大阪オフィスをリニューアル
社員の自律性向上を目指して、コンセプトは「BE ACTIVE」。 会議の人数に合わせて、数や配置を変えられる可動式の什器を設置した「アクティブエリア」は、“部門を超えてコミュニケーションが取れる!”と社員からも人気のエリアです。ぜひ、オフィス見学ツアーで体感してみてください。
やりたい!でも予算がない。来場者の声から見えた課題
今回ブースの中で聞かれたのは、
社員の働きやすさやコミュニケーション改善、優秀な人材の確保など、“人を中心”とした目的をもって、オフィス環境の改善に取り組んでいる企業様の姿勢。
“人中心のオフィス戦略”を大切に、デザインを行う弊社としても、ぜひ課題の抽出や解決策のご提案などお力添えできればと思っております!
ー オフィス環境の改善には膨大なコストがかかる
なかなか予算が確保できない企業様もまだ諦めないでください!
コニカミノルタジャパンでは一部分のリニューアルも実施しております。
当日のブースでは、「コミュニケーション」「集中」「紙」、そして「生産性」という4つの課題別に効果的なレイアウトのモデルケースをご提示しました。
100坪のオフィスをベースとし、それぞれの課題を解決するレイアウトデザインを社内デザイナーとともに作成。
各課題へのアプローチを少しご紹介すると、
■「コミュニケーション」に関する課題へのアプローチ
・コラボレーションスペースを充実させる
・執務エリアとコミュニケーションエリアを区切る
・業務や気分によって座席を選択できる環境へ
■「紙」に関する課題へのアプローチ
紙文書を削減し、
・キャビネットを取り払ってスッキリしたオフィスに
・創出したスペースを別のスペースへ転用
■「集中」に関する課題へのアプローチ
・ソロブースを拡充
・web会議BOXを導入しweb会議環境を充実させる
・照明の工夫、サウンドマスキング、アロマ(香り)により集中力UPを図る
■「生産性」に関する課題へのアプローチ
・業務に合わせて場所を自由に選べるバラエティ豊かな環境を構築
・さらなるコミュニケーション活性化、作業効率向上を考えて設計
・出社したくなる仕掛けを点在させる
のような解決策が考えられます。
「生産性」に関する課題へのアプローチは、やや大がかりなリニューアルになりますが、「コミュニケーション」「集中」「紙」に関しては、一部分のリニューアルで改善が期待できます!
展示会では、コミュニケーション活性化を図る工夫に注目が集まる中、生産性向上を目指した“柔軟に働ける環境”に関する質問も多く、関西市場のABW(=業務内容に合わせて働く場所や時間を自由に選べるワークスタイル)への注目度の高さが伺えました。
楽になる!オフィス環境改善の嬉しいサポート
コニカミノルタジャパンでは、オフィスデザイン、ペーパーレス化、ICTをトータルサポートしております。「紙を減らして、空いたスペースのみリニューアルしたい」や「ペーパーレスと移転を効率的に進めたい」「移転すべきかリニューアルすべきか・・・はたまた縮小すべきか迷っている」などの悩みに、様々な切り口から解決策をご提示させていただきます。
オフィス移転やリニューアルをご検討の方はもちろん、「なにから始めてよいかわからない」という方も、担当者が丁寧にサポートさせていただきますので、まずはお気軽にお相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
さいごに
今回は、市場の動向を鑑みて、「紙削減」や「コミュニケーション活性化」、“一部から始められる”オフィス環境改善を中心にコンテンツを展開しました。DXが叫ばれ、システム導入への動きも活発になっていますが、“環境”や“運用”を変えることで働き方は変えられる、というオフィス改善の可能性を大きく感じた今回のイベント。その可能性が、皆さまの快適な働き方実現への第一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!
それでは、セミナーやイベントでまたお会いしましょう!
>>毎月のセミナー情報はこちら
コニカミノルタは、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方に必要な空間を考え、7つのカテゴリーに分類してABWオフィスを実現。さまざまなシーンで実際に働いた社員の声もご紹介しています!ご参考にぜひご覧ください。
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