【イベントレポート】
日経産業新聞フォーラムに登壇!コニカミノルタの実践に見る、ハイブリッドワーク・ABWの真実とは?


“はたらく”を見直すためのヒントをご紹介!

コニカミノルタは、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方に必要な空間を考え、7つのカテゴリーに分類してABWオフィスを実現。さまざまなシーンで実際に働いた社員の声もご紹介しています!ご参考にぜひご覧ください。

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日経産業新聞フォーラムにコニカミノルタ登壇!

日経産業新聞フォーラムにコニカミノルタ登壇!
ハイブリッドワーク、ABW自社実践のリアルを経営的視点からお伝え

こんにちは!空間デザインチーム プロモーション担当 Ooga です。

2022年8月25日開催
日経産業新聞フォーラム
「ハイブリッドワーク時代に対応するオフィス改革
~新たなオフィスの確立と価値創出のための空間作りとは~」(主催:日本経済新聞社)

に、コニカミノルタジャパンが登壇しました。

本フォーラムでは、近年注目が集まる
●ハイブリッドワーク
●ABW(アクティビティー・ベースド・ワーキング)
をキーワードに、各社の実践内容や具体的な事例から、オフィス改革の最新動向を紹介しました。

セッションには、ベネッセ、損害保険ジャパン、NTTデータなど、大手各社のオフィス・働き方改革担当者が登壇!

私たちコニカミノルタは、
コニカミノルタの実践に見る、ハイブリッドワーク・ABWの真実
~最新の社員アンケートから見えてきた働き方のリアル~

をテーマに講演。

「成功例・失敗例両方あり参考になった」
「社員のリアルな声があり説得力があった」

と大変ご好評いただきました!
その気になる講演のポイントを、登壇者の宮本とともにお伝えします。

誰もが気になる「ハイブリッドワーク・ABWって実際どうなの?」

2014年の大規模移転ののち、2021年にはニューノーマルの働き方の実現に向け、オフィスをABW化。
翌年にはさらに2エリアをリニューアルと、常に進化を続けるコニカミノルタジャパン。


Speakerの、コニカミノルタジャパン 宮本です。 2022年8月に実施した社員アンケートでは、めまぐるしく変化する働き方のリアルが浮き彫りになりました。
果たして、ハイブリッドワーク・ABWのメリット/デメリットとは?
成功のポイントや、うまくいかなかったことは?
自社実践から得た経験をもとに、具体的にご紹介していきます!




オフィス改革は「経営課題」!
働き方・働く環境のあり方が、企業の成長を左右する

まず強くお伝えしたのが、オフィス改革は、今や総務課題ではなく「経営課題」であるということ。

日本は今、少子高齢化により非常に厳しい経済状況・労働環境となっており、大きな社会問題となっています。

それにともなう「生産性の向上」「人材確保」といった企業の経営課題は、必然的にこれからの働き方・働く環境のあり方に大きく関わってきます。

参考記事

そういった変化に対応すべく、働き方(ワークスタイル)・働く環境(ワークプレイス)はさまざまな変化を遂げてきました。

特に、近年注目されているのが「ハイブリッドワーク」「ABW」です。

コニカミノルタも、コロナ禍の影響でオフィス出社の意味が劇的に変化する中、
2021年にハイブリッドワークを導入し、オフィスのABW化を行いました。

参考記事

そして、導入から1年。
その成果、これからの課題とはどのようなものなのでしょうか。
最新の社内アンケートの結果を分析しながら、そのリアルに迫っていきます。


ここで注意すべきは、「新しいやり方=一番よいやり方」ではないということ!
どのようなスタイルが最適かは、その企業のビジョンや業務内容によって異なります。
会社によっては、ABWよりもフリーアドレスの方が向いている、というケースも多々あります。




コニカミノルタの実践 & 社員の声に見るメリットとデメリット
そして、今後どうしていくべきかについて

2021年のABWオフィスへのリニューアルでは、業務内容や社員の行動特性を分析・整理し、役割や機能の異なる7つのエリアを設けました。

コニカミノルタのABWオフィス

2022年8月の社内アンケート結果からは、全体の傾向としては
ハイブリッドワーク・ABWがポジティブに活用されていることが判明。

一方で、実践する中でのメリット・デメリットも見えてきました。

例えば、「どの席タイプが最も集中できますか?」の質問には
多少の傾向は見られるものの、極端な偏りはなく、さまざまなタイプがまんべんなく使われていることが分かりました。

これにより「集中力や生産性が増した」という声も多く、高い成果がみられています。
社員ひとりひとりの特性を考慮して、柔軟な選択ができる環境を整えることの重要性が伺えます。

参考記事

一方で、「静かに集中したいのに、周りの声がうるさい」「座席が空いていない」など、多様なスペースがあるからこその弊害も。

また、「働き方」に対する価値観の違いから、エリアの使い方に賛否両論の声があがったり、コミュニケーションエリアの活用がなかなか進まなかったり…など、
自由度の高いABWならではのジレンマが存在していることが浮き彫りになりました。

コニカミノルタでは、こうした結果を踏まえながら、さらなるオフィス環境の改善に取り組んでいます。

そうした学びから得られた、働き方・働く環境の取り組みの盲点とは…!?


“社員が働きやすいからOK”ではありません!
会社としての成長につながっているか、という視点を忘れてはいけません。
社員の「働きやすさ」だけを指標にするのは危険!時間を有効に活用し、次なるスパイラルアップ・成長を目指しましょう。
コニカミノルタでは、「業務生産性を上げ続けること」を第一義にかかげ、その目的達成のために何をすればよいのか?を常に自問自答するようにしています。





“自由”の弊害
働き方や働く環境の「自由」が“働きやすさ”に影響しているとも言えますが、
「自由」には個人の責任が伴う、ということを認識しなければなりません。
コニカミノルタでは、組織単位で自律的に方針を策定するよう、各マネージャーに判断を任せています。
それぞれが好き勝手に行動する「自由」ではなく、組織目標や業務内容に合わせて柔軟に選択できることが重要です。





やりっぱなしはNG!定量的な効果測定を
今回のアンケートのように、定量的な方法で傾向や変化を常にウォッチしていきましょう。
コニカミノルタでは、定期的な現状分析や、従業員向けのエンゲージメントサーベイ、オフィス利活用に関するアンケートを実施しています。
「アンケートの取り方が分からない」「どのような質問をしたらよいの?」などお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。





業務を見ずして働き方を改善するなかれ
ハイブリッドワークやABWといった手法は、働き方改革の万能薬ではありません!
タスクや業務を洗い出し、自社の会社の特徴を把握することがまず大切です。
その上で、そのような働き方や環境が適切か判断しましょう。





何から始めたらよいのか…という方は、最初に自社分析から始めるとうまくいきますよ。
とはいえ、全てを自社で行うのは大変ですよね。
コニカミノルタでは、働き方やオフィスのあり方をロジカルに分析する、「プログラミングデザイン」のご提案も行っているので、興味があればぜひご相談ください!




【アーカイブ動画】9/30(金)までの限定公開!お見逃しなく

オフィスツアーで体感!

私たちも、ハイブリッドワーク・ABWの活用は試行錯誤の日々が続いています。
興味がわいた、もっと詳しく知りたい、という方は、
コニカミノルタの実際のオフィスを目で見て体感できるオフィスツアーがおすすめです!

東京の「つなぐオフィス」を始め、全国で開催中です。
皆さまのお越しをお待ちしております!

さいごに

今回は久々の外部イベント登壇となりました!
「オフィス改革は経営課題」という壮大なテーマではありつつも、
やはり重要なのは、現場の声を聞き、小さな工夫を積み重ねていく、といった地道な活動なのだと実感しました。
私たちの取り組みの、リアルな部分もお伝えできたのではないかと思います。
みなさまのご参考になっていれば幸いです!

Speaker

コニカミノルタジャパン株式会社
空間デザイン統括部 統括部長

宮本 晃


【主な実績】

2021年の本社移転プロジェクトにて働き方改革を推進しつつ、
空間デザイン事業の立ち上げに注力。働き方改革 自社実践の実績を
活かしたコンサルティングや講演など多数。

“はたらく”を見直すためのヒントをご紹介!

コニカミノルタは、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方に必要な空間を考え、7つのカテゴリーに分類してABWオフィスを実現。さまざまなシーンで実際に働いた社員の声もご紹介しています!ご参考にぜひご覧ください。

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