目次
集中スペース設置のポイント
集中スペースを設置する際に押さえておきたいポイントと、コニカミノルタの集中スペース構築「High focus」を紹介します。
集中スペース設置検討に向けたポイント
- 設置目的・自社状況の把握:
方向性が定まると、形状やレイアウトを決めやすくなります。どのような集中スペースが求められているのか、ニーズを把握することで、無駄のない稼働率の高いスペースづくりが可能です。
- ワークスペースからアクセスしやすい:
集中スペースは、必要なときにいつでも気軽に使えるようでなければ意味がありません。ワークスペースから離れすぎず、アクセスしやすい動線を考えます。
- 業務に必要な環境整備:
コンセントやWiFi、モニターなどの設備やクラウドの活用により、作業に必要な環境を整えます。
- 運用ルールの設定:
集中スペースの周囲では雑談を禁止する、MTGは専用のスペースのみの実施とするなどの運用のルールを策定し、社内周知を行います。
- 改善に向けた取り組み
運用しながら定期的に社内の意見を収集し、改善に活かします。利用者の意見を取り入れることで利便性を高め、さらに活用度を向上させられます。
コニカミノルタの「High focus」のご紹介
コニカミノルタでは、働く価値を高めるオフィスづくりを目指し、「High」クオリティーなゾーニングを行っています。そのひとつ「High focus」は、外部からの刺激を遮断し、目的に焦点を当て没頭するスペースが確保されたエリアです。
業務内容や利用者によって、適切な家具の色や形があり、形状やカラーが集中力にも影響します。エリア内には形状・環境の異なる5種類の集中席を設置しています。単に家具の色や形が違うというだけではありません。作業スペースのサイズが大きいか小さいか、作業環境はオープンよりかクローズよりかという違いもつけられており、必要とする物理的な広さと精神的な開放感に合わせて選べるようになっています。
また、光の量や色といった環境と生産性の関係にも注目し、より集中力を上げられる「高集中空間」も提供しています。活発な協働を目的とするコラボレーションエリアや、機密性が重視されるセキュアエリアとの境にはサウンドマスキングを導入し、集中力の低減を防ぐことで効果的なゾーニングを実現しています。
コロナ禍で利用頻度が高まっている「WEB会議ボックス」については、設置位置と利用頻度の関係を探ることで最適な台数とエリア配置の調査をしていきます。時代のニーズに対応し、快適さと利便性を追求したオフィスは、業務効率向上に大きく貢献すると考えられるでしょう。
自社のオフィスに最適な集中スペースを検討する
さまざまなメリットや機能を持つ集中スペースは、現在のオフィスの形状に関わらず、設置の検討がおすすめです。企業側が働きやすいオフィスを目指して改善を進め、社員に快適な業務環境を提供することが効率化・生産性の実現につながります。集中とコミュニケーションのバランスが、社員のパフォーマンスを十分に引き出し、アイデアの創出を後押しすることにつながるでしょう。
コニカミノルタでは、これからの働き方が体感できる「オフィス見学ツアー」を開催しています。集中スペース設置の参考に、ぜひ一度ご参加ください。
「日経ニューオフィス賞」を受賞したコニカミノルタがデザインしたオフィス事例をまとめた一冊です。最新のトレンドが知りたい!新しいオフィスのアイデアが欲しい場合などにご活用ください。