こんにちは!プロモーション担当 Esakiです。
本日は、1月23日にパーソルプロセス&テクノロジー様と共催で同時開催されました、「やらされ働き方改革からの卒業! ”持続可能”な職場づくりと組織マネジメント」セミナーについて潜入レポート致します!今回のセミナーでは、既に「働き方改革」を取り組みしているものの、うまくいっていない。と感じている企業の皆様向けに継続的に働き方改革を続けていくための事例や方法についてお伝えいたしました。
働き方の成熟度には実はレベルがある
最初の講演「6年間のコニカミノルタの働き方改革の裏側を紹介!社員を巻き込む働く場と働き方の改革」では、最新の「働き方改革の設計方法」についてお話しました。
現在、多くの企業が働き方改革に何かしらの形で取り組まれているかと思いますが、どこまで理想の働き方に近づいているかという「成熟度」は企業によって様々です。もちろん、働き方改革のゴールは企業によって異なりますので一概には言い切れませんが、コニカミノルタでは多くの企業様の働き方改革を支援してきた経験値から、レベル0からレベル3までの成熟度に分けて考えています。
セミナーの中では特に多くの企業様が位置している「レベル0~1」の企業の課題と課題解決のためにどのようなタスクが発生するのか、解決するためのプロセスについて具体的にお話いたしました。
「長時間労働削減」しか働き方改革の効果を感じられていないのが実情
2つ目の講演「持続可能な働き方改革と組織活性化を実現するには?」では、パーソルプロセス&テクノロジー株式会社より、持続可能な働き方改革にするためのポイントについて事例を交えながら説明いただきました。講演では、参加者同士のディスカッションを交えながら進められ、参加者のリアルな悩みも聞くことができました。
調査によると、働き方改革で80%以上の企業が「長時間労働の是正」に効果を感じているものの、それ以外のテーマでは効果は感じられていないようです。さらに別の質問では、働き方改革に関する企業の課題は「管理職の巻き込み」という結果が出ているということでした。
では、管理職はどのように関わればよいのでしょうか。
「自立自走型」への転換が持続可能な働き方改革のキーポイントに
参加者同士のディスカッションの中で印象的なコメントがありました。
理想の上司像”というのは昔と今で変わってきているように感じる。自分の時代はぐいぐい引っ張っていく上司のイメージだったが、これからは部下の信頼を得ながらマネジメントしていくことが必要なのではないか。
講演の中でも「自律自立自走型が持続可能な働き方改革の鍵」と紹介され、自律自立自走型への転換のための以下3つのポイントと具体的な進め方について説明頂きました。
① 情報の見える化・共有
② 役割を明確にして権限移譲
③ 現場中心のPDCA
講演後も熱心に質問する担当者様も多く、働き方改革に課題感を持っているお客様の多さを改めて感じさせられました。コニカミノルタジャパンでは、企業様の理想の働き方の実現のお手伝いをさせていただいています。毎月セミナーも開催しておりますので、ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。お待ちしております!
働き方改革を成功させるためのポイントやよくある質問をコニカミノルタが2013年から実践してきた事例を踏まえて解説しました。失敗したことやその改善案も含めて解説していますので、働き方改革に向けて必読の一冊です。